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Posted by チェスト at

2023年10月20日

黒米の甘酒

黒米の甘酒作りました。糖度を測ってみたら42.3度でした!!
市販のジャムが50度位、バナナは20度位です。


2倍位に薄めてドリンクに(お好みで生姜やシナモンを足して)、
パンや団子につけて、
砂糖の代わりに調味料として、
そのまま凍らせてシャーベットとして等。
食べ方いろいろ。

この秋のイベントでも販売します。



  


2023年10月19日

落花生を食べ尽くす

9月の地球畑谷山店での手作りを愉しむ会のご報告。
第2回目のテーマは落花生。旬の落花生を色々と加工して味わいました。

今回作ったものは落花生豆腐、梅肉しょうゆタレ、落花生豆腐を作った時にできるおからを使った米粉焼きドーナツ。ピーナッツバター、みそピーナッツ、ゆで落花生です。


落花生豆腐とピーナッツバターはミキサーやミルがあれば早いのですが、フードプロセッサー+すり鉢で作りました。一からすり鉢で作ってもよいですが倍以上の時間がかかります。
じっくり時間をかけて作るとそれだけ味わい深いものですね。作る過程も愉しいですし、出来上がりも美味しい!!


落花生豆腐
くず粉を使って作りました。
落花生と半量の水をフードプロセッサーで細かくしてから、すり鉢で細かくして(ミキサーがあれば早い)布でこすところ。


タレは梅肉醤油を作りました。梅肉醤油みそ、ポン酢、だし醤油、醤油でも美味しいです。


できあがり。
本来は薄皮をむいて作るのですが、薄皮にも栄養が豊富に含まれているのと、皮を向くのが面倒ということもあり、薄皮ごと作ります。そのため色が少し茶色っぽいです。皮をむいて作ると真っ白になります。


落花生豆腐を作るときにできるおからを使って米粉焼きドーナツ。
生おからをたくさん使って、米粉で、マクロビ(玉子、乳製品なし)で、しかも揚げではなく焼きドーナツというのが結構難しかったです。


ゆで落花生
収穫したてはゆで落花生が最高です。
前日に収穫したばかりの超生だったので、ゆで時間は水から茹でて沸騰後23分くらい。
その後塩大さじ1入れて、冷めるまで放置です。(放置するのが重要です)
乾いた生落花生の場合は30分くらい茹でてください。


ピーナッツバター
バター、砂糖は入っていません。
ピーナッツペーストと言ったほうがよいかもしれません。
生ジャンボ落花生(少し乾燥)を煎って、フードプロセッサーである程度細かくしてから、すり鉢ですりました。ジャンボ落花生が油分が少ないので、初めは全然ペースト状になりません。3滴程油(圧搾搾り浅煎りごま油)を垂らして、さらにすり鉢ですっていくと、ペースト状になってきました。
濃厚なピーナッツバターができました。
パンにつけたり、野菜に和えたり。美味しいのでこのまま食べたくなってしまいます。


みそピー
乾燥したものを使ったほうがよいです。
カリカリくせになります。
ご飯のお供に。このまま食べても。
食べ過ぎ注意です。

ご参加くださった皆様ありがとうございました。
りこさん、Misaさん、Manamiさんお写真もありがとうございます。使用させていただきますね。

次回は2月の予定です。  


2023年10月14日

手作りを愉しむ会ご報告

先日の地球畑谷山店での手作りを愉しむ会のご報告。
第1回目のテーマは米麹。発酵あんこと発酵あんこ等を使った甘酒まんじゅうを作りました。中にお野菜を包んだベジまんも作りました。
ついでに塩麹、小豆茶も。

陰陽のこと、
一物全体のこと(アク、煮汁、野菜の皮などもまるごと旨味に変えて頂きました)
身土不二のこと
ファイトケミカルのこと
などなど色々お話をしながら作りました。

できあがり。
甘酒まんじゅう ベジ入りと発酵あんこ入り。


甘酒まんじゅうの皮つくり
生地に玄米甘酒を使いました。



生地コネます。


生地2次発酵後、成形。


発酵あんこを包みます。


べジまんの具 お肉の代わりに高野豆腐を使っています。


発酵あんこ出来上がり。


蒸しあがりました。


ご参加くださった皆様、ありがとうございました!!
今後も四季折々の恵みを使った保存食、加工品、発酵食品、伝統料理等を作る予定です。
次回は9月、テーマは落花生の予定。

#地球畑 #地球畑谷山店 #手作りを愉しむ #発酵食品 #オーガニック #田舎暮らし #一物全体 #身土不二 #発酵あんこ #べジまん #甘酒まんじゅう #砂糖不使用  


2022年09月27日

黒米の甘酒




自家栽培掛け干し黒米100%と自家製の玄米麹で16時間位発酵させました。
温度が高すぎても低すぎてもだめなので、頻繁にかき混ぜ&温度チェック。良い感じに発酵できました。

普通の濃縮甘酒と同じように使えます。
料理に、お菓子に。
飲むときは1.5〜2倍に薄めて。
凍らせてアイスみたいに食べるのもオススメです。

「飲む点滴」とも言われる甘酒。
夏バテや体調不良のお供に。

他にも甘酒を使った
砂糖不使用ベジキムチ(季節の野菜)
砂糖不使用米粉マフィンもあります。

地球畑荒田店、地球畑西田店に不定期で販売しています。

#地球畑西田店#黒米甘酒#オーガニック#有機農業#地球畑荒田店#ベジキムチ#砂糖不使用#マクロビオティック#掛け干し#湧水町#鹿児島  


Posted by くもつき at 08:09Comments(0)手作り&保存食

2022年09月12日

完熟トマトケチャップができました





もりやま農園さんの有機トマト(シシリアンルージュ)を贅沢に使った、完熟トマトケチャップができました。

原料のトマトが加熱することで甘みと旨味が増して、トマトの味が濃いケチャップです。
これを食べた後は、市販のケチャップがソースに感じます。
砂糖控えめなので、素材の味が活きてます。

我が家の子どもたちは、このままスプーンですくってバクバク食べるのが好きです。
白身魚や玉子、コロッケなどはもちろん、ご飯や調理パンの味付けにも。
砂糖、塩が少なめなので冷蔵保存で、開封後はお早めに召し上がってください。

霧島市 霧島ふもとの駅、無垢食堂 きりん商店さんで販売中。
ふるさと納税 の返礼品にも新たに加わりました。  


Posted by くもつき at 20:00Comments(0)手作り&保存食

2022年09月11日

加工用トマト シシリアンルージュがすごい




もりやま農園さんの有機トマト シシリアンルージュという品種です。
果肉が多く、加熱をすると、甘味、旨味がぐーんと増してめちゃくちゃ美味しくなります。
雲月農園のトマトケチャップの主役です。
うちでもトマトを作ったことがありますが、ハウスがなく露地栽培で割れが多く、味が雨に左右されて安定しなかったので諦めました。
もりやま農園さんが春から夏の間こまめにお世話して大事に育ててくれたトマトです。美味しくないわけがありません!!
写真は8月初旬のものです。
  


Posted by くもつき at 20:00Comments(0)手作り&保存食

2020年11月21日

お味噌いろいろ出来ました



その日の体調や気分によって二つ位の味噌を混ぜて使いたいので、毎年作る種類が増えていって、現在5種類の味噌を作っています。
麹の香りが強い、甘い、熟成期間短い順から 麦みそ、玄米味噌、薬膳味噌 (ハト麦黒豆)、豆味噌、長期熟成味噌 (5年以上熟成麦みそ) 。
逆に熟成期間が長くなるほどコクがでます。
夏の味噌汁は麦みそオンリーですが、寒くなってくると熟成期間の長い玄米味噌や薬膳味噌を多めに混ぜたくなります。
ゆで野菜や焼き野菜につけたり、炒めたり。

コチュジャン (砂糖不使用)、ソテツ おかず味噌 もできてます。

雲月農園のお味噌は大豆、米は自家栽培(農薬化学肥料不使用)、麦は九州産、塩はグリーンコープの長崎産海水塩を使用して作ってます。

麦みそは「母が作ってた味噌の味と似ている」「懐かしい味がする」とよくおしゃっていただきます。雲にとってはすごく嬉しい最高のホメ言葉です。

今では色々とこだわって手作りしているので「昔から、手作りをする家庭で育ったのか」と勘違いされることがあります。
両親も都会人なので味噌は買う専門。たまたま手作りをしてみたという味噌を樽に入れて熟成中に、引っ越しがあり、こぼしたらいけないからトラックで運ばず、大事に手荷物にして運んでいて、新居の玄関でズッコケて味噌樽をぶちまけたという思い出があるくらいです。
味噌は食べられないわ、味噌くさいわで、しばらく味噌は嫌いでした。
将来自分で味噌を作っているんやで~と、当時小学5年生の私に言ってやりたいくらいです。

食べ物と記憶はとても密接に関係しています。皆さんの素敵な思い出とリンクできたら嬉しいです。

22(日)のオーガニックフェスタかごしまにもお味噌色々持っていきます。フェスタは21(土)22(日)開催です。

お味噌は鹿児島市内の地球畑荒田店、西田店、霧島市牧園ふもとの駅、森のかぞく姶良店の木曜市などでも販売しています。
  


Posted by くもつき at 00:44Comments(0)手作り&保存食

2019年12月17日

ベジキムチ仕込みました

動物性食品を使わないキムチを作りました。
材料は以下の通り。これがキムチの元になる材料です。有機野菜を贅沢に使いました。
これに塩麹と甘酒、醤油も加えます。


こちらがメインの具となるビタミン菜。その名の通りビタミン豊富です。
無農薬で白菜を作るのが虫がすごくて大変なので、白菜代わりに月に作ってもらいました。
お鍋、漬物、炒めもの等白菜の代用で使えます!!


こちらが仕込んだところ。具(キムチの素)が多くて、美味しいです。
しばらく冷蔵保存すると酸味がでてきてキムチっぽくなります。
我が家では子どもたちが酸っぱくないのが好みなので2日目くらいから食べ始めます。


※常温に置くとすぐにすっぱくなるので冷蔵保存がよいです。
※塩麹を入れたら発酵が早すぎたので、2回め以降は塩麹は入れないで甘酒を増量しました。発酵は緩やかになり甘みも増えて好みの味に近づきました。

今年のオーガニックフェスタかごしまで初売りしましたが、分量を加減して今回3回目。
地球畑荒田店でも販売予定です。(12/19木)
よかったらお試しください。


  


2019年09月01日

2019年夏トマトケチャップができました

今年のトマトケチャップができました。
そのやま農園さんの有機完熟トマトを贅沢に使用した、そのまま食べても美味しいケチャップです。

商品ラベルは少し変わりましたが、こんな感じです。


「ミッキーマウストマト」だとこども達は大喜び。(写真は昨年のものです)
割れ、ヒビ入りのものはすぐにカビが生えてしまうので、なるべく早くミキサーで細かくして冷凍。形が悪いというだけのものは完熟するまで追熟して、ミキサーで細かくして冷凍します。


原料のトマトがある程度集まるまで冷凍保存します。


玉ねぎ皮むき。その後みじん切りにします。お盆で学童が休みだったので、小学生たちはお手伝いです。


ミキサーにかけたトマト、みじん切り玉ねぎ、にんにくを鍋で煮る。
直径1mくらいある大釜なので、少なく感じます。窯の内部が3層になっていて、中を蒸気が通って加熱。直火ではないので焦げにくいのがスグレモノ。


煮詰まってきたら、塩、みりん、香辛料を入れ、さらに煮詰めて完成。


今年のトマトは酸味が多かったので、酢は入れなくて十分でした。
塩、みりん、香辛料の分量は毎年適当。
きちんと量ったほうが作業しやすいのですが、トマトの味が毎年違うので、確認しながら入れてます。
なので毎回、味がちょっと違うと思いますが、毎年最高に美味しいです。

今年は原料トマトが少なかったので、限定60個です。
オーガニック映画祭、オーガニックフェスタなどイベントで販売します。
よかったらどうぞご賞味ください。



  


2019年06月25日

万能虫刺され薬「へびいちご焼酎」を作りました

おととしまでは虫刺され用に「どくだみ焼酎」を作っていたのですが、野草博士のSさんが、虫刺されには「へびいちご」と教えてくれたので、昨年からは「へびいちご焼酎」を作っています。。蚊やブトはもちろん、ムカデ刺されにも効くのだそうです。
へびいちごって見た目は美味しそうだけど食べられないし・・・と思っていたけれど、効能あったんですね。


へびいちごはたいして匂いもしません。
が、焼酎に漬けておくと、なんか独特な匂いがします。
焼酎も黒くなります。なんかよさそうなエキスが出ている感じ・・・。
↓↓↓


実際使ってみての感想は、即効性はないけれど、確かに虫刺されのかゆみに効いています。ムカデはまだ刺されていないのでわかりませんが・・・。
刺されて時間が経つと効き目が薄い気がするので、刺されてすぐに塗るのが良さそうです。
オススメです。  


Posted by くもつき at 23:00Comments(0)手作り&保存食

2019年06月20日

色々使える孟宗竹

ちょっと大きくなってしまった竹(2m位)からメンマが作れる!!ということを教えてもらったので、今年はメンマ作りに挑戦してみます。
本来は麻竹を使うそうですが(乳酸菌が多くて発酵しやすいらしいです)、孟宗竹で作ってみます。

ちょっと大きくなった孟宗竹。


包丁で切れるところ辺りまで使ってみます。
(ちょうどヤギが食べるところまでです)


節は硬いので切り取ります。
只今塩漬け中です。1~2ヶ月塩漬けで発酵させるそうです。
その後、乾燥させて、水に戻して調味・・・。うーむ手間ひまかかって面倒ですね。でも原料代はタダ!なので、なんとか成功させたいです。
塩漬け完了したら掲載しますね。


これは普通の竹の子。


収穫してすぐに水煮します。
日にちが経つとアクがひどくなってしまうので、時間との勝負です。
竹の子のアク取りは米ぬかでと一般的には言われてますが、米ぬかはアクの匂いを緩和する程度なのだそうです。
アクをとるには「塩」だそうです。さつま町の竹の子博士に教えていただきました。科学的に塩(NACL)はアクとくっつくのだそうです。


真空して冷蔵保存で。


パックの水を拭き取るのは子どもたちの仕事です。


もちろん皮も採っておきます。
乾燥させておけば1年中いつでも使えます。ただ、自然のものなので、曲がっていて使うとき結構面倒です。
中国産のものでまっすぐに伸ばされたものが販売していますが、あれは使うのが楽そうです。湿っているときにアイロン掛けでもすればよいのでしょうが・・・・。
  


Posted by くもつき at 00:11Comments(0)日々のこと手作り&保存食

2019年04月23日

すぐに葉っぱになってしまう春の山野草

冬の野菜もトウ立ちして(芽が出て)、収穫できる野菜がなくなってきました。
そのかわり食べられる山野草が色々でてきました。

こごみ
こんな小さい時に見つけるのは結構難しい。アクがほとんどないので、アク抜きしなくても食べられます。
天ぷらやさっと湯でておひたしや煮物に添えて。


あっという間に延びて葉っぱになって固くなってしまうので、食べられる時期が短く、貴重な山野草です。


ぜんまい。まだ芽が出たばかり。これも2日後くらいには葉っぱになってしまうので、毎日確認が必要です。


採ったぜんまいを天日干し。水にもどして煮物にするとすごく美味しいんですよね。
煮物にぜんまいが入っていると、ちょっと料理上手になった気がします。


葉山椒。味噌と混ぜて木の芽あえや炊き込みご飯に刻んで生のまま混ぜてもおいしい。
今年は花がたくさん咲いているので、山椒の実がたくさんなるかもしれません。
これもボヤボヤしていると固い葉っぱになってしまいます(香りはします)

  


2019年04月15日

発芽玄米餅がよもぎ入りになりました

よもぎの新芽が出てきました。
雲月農園の発芽玄米餅にもよもぎ入りが加わりました。
朝摘んだよもぎをさっと茹でてお餅に加えているので、香りがすごく良いです。
地球畑荒田店、西田店、きりん商店さんにて販売しています。
イベントでも販売いたします。(イベント予定はこちら
今季は5月いっぱい(梅雨入りする前)までは作る予定です。
来季は11月からです。

玄米餅、玄米は、雲にとっては子どものときから食べているおふくろの味いえ、おじいちゃんおばあちゃんの味です。
若いときは体が弱く、戦争にも行けなかったという祖父が、知人のススメで玄米を食べ始めたら、すっかり元気になって病気も全くしなくなったそうです。
その影響で、雲も子どもの時から、玄米を食べていました。
雲が祖父母の家に遊びに行ったときは、子どもの好きそうなハンバーグなどごちそうを作ってくれてましたが、祖父だけは玄米に野菜の煮物や魚などを食べていました。
お餅も白餅と玄米餅を作っていて、お正月前には丸めるのを手伝ったものです。春には祖父が淀川の土手で摘んできたよもぎを大量に玄米餅に加えてついていました。「どんだけ入れるの?」というくらい大量のよもぎでした。
なので、雲月農園のよもぎ玄米餅はよもぎが大量です。新芽の部分だけ使っていますが、茎がそのままなので、よもぎ感、食物繊維感がすごいです。

また、玄米餅は精米してぬかを足したり、玄米もち粉を使用して作ると早いしなめらかなお餅ができますが、昔祖父母が作ってくれていた作り方で、玄米を2日以上浸水して、発芽させてから1時間くらい蒸して、長めについています。つぶつぶ感がかなり残っています。

よもぎ玄米餅を食べると、祖父母を思い出して懐かしい気持ちになります。
子どもの頃は玄米があまり好きではなくて、ブツブツ文句を言って食べていましたが、今では感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも大切に心をこめて作っていきたい一品です。


  


2019年04月04日

お味噌色々仕込みました

季節や体調、気分によって味噌を使い分けたいので、色々な種類の味噌を作っています。
この冬は初めて豆味噌を仕込んでみました。八丁味噌とか赤味噌と言われている大豆と塩だけの味噌です。
大豆は自家栽培の無農薬無化学肥料の大豆を使用。

豆麹。米麹や麦麹は37℃くらいが適温で40℃を超えないように発酵させるのですが、豆麹は30℃超えると納豆菌が繁殖して納豆になってしまうので、30℃を超えないようにしないといけません。3日かかりで発酵させましたが、発酵が進んでくる後半、すぐに30℃を超えてしまうので温度管理が大変でした。
塩と混ぜたら既に赤味噌の香り!!うまく豆麹ができたようです。自画自賛。まさに「手前味噌」ですね。


5日連続で豆味噌、米みそ、薬膳味噌(ハトムギと黒豆)、麦味噌を仕込みました。
一番奥の色の濃いのが豆味噌、反時計回りに薬膳、薬膳、麦、米(ビニール袋入)、麦、真ん中は麦。
写真では小さく見えますが、60リットルと40リットルの樽なので、結構な量です。

5日連続味噌仕込みはさすがに疲れましたうわー
麦味噌は3ヶ月、米みそ、薬膳味噌は10ヶ月、豆味噌は3年(?)熟成です。
置き場所が大変ガーン早く専用保管場所作りたいです。

  


Posted by くもつき at 23:33Comments(0)手作り&保存食

2019年03月31日

もち米と麦芽で米あめを作りました

昔ながらの米あめ(麦芽製法水あめ)を作りました。
実はこの米あめは、3/31(日)開催の「アーモンドスイーツコンテスト」に出品するためのスイーツの原料になります。
お楽しみに!!詳細は「アーモンドスイーツレシピコンテスト2019」を御覧ください。


六条大麦麦芽。
これをフードプロセッサーで粗挽きにします。硬かったので少し水を混ぜながら粗挽きにしました。もち米5升に対して麦芽約1.7kg使用。


もち米を普通に炊き、水を足す(1合あたり60~80ml)
60~70℃位になったら粗挽き麦芽を混ぜる。
70℃ぐらいで保温し、一晩置く。
※うるち米でもできますが、もち米の方が甘いので、もち米を使用しています。


10時間後、お米のデンプンが麦芽の酵素により糖化されています。
甘い液体がたくさん出てきています。


布でこして液体を搾ります。洗濯ネットと木綿布の2枚重ねで搾りました。
手で搾ったので、まさに圧搾搾りです。
この搾る工程が一番大変でした!!
この搾りカスもほんのり甘くて美味しいので、捨てません!!クッキー、せんべい、スコーンなど作ってみる予定です。


搾った液。まだサラサラしていて薄い茶色です。約15キロ搾れました。


搾った液を煮詰めます。2時間ぐらい煮詰めてこのくらい。予熱でどんどん硬くなっていくし、冷めたらもう少し固くなるので、粘度低めで火を止めました。(梅肉エキス作成で何度も失敗しているので・・・今回はちょうどよいくらいにできました)
砂糖ほど甘くはないですが、ほんのり甘くてやさしい味です。
昔砂糖が貴重品だった頃は、米あめや芋あめなどこうやって作っていたそうです。
ご近所のおばあちゃん達も芋あめを作っておやつに食べていたというお話を聞きます。
昔の人の知恵って素晴らしいですね。現代にも継承していきたい一品です。


瓶に詰めて保存。できあがりは5キロ弱でした。米5升使ってできあがり5キロ。ということはお米1合で米飴100gということですね。
手前の黒い蓋の方は100g、奥の白い蓋は300g入りです。
今回おいしくできたのでイベントや地球畑さんでも販売予定です。興味を持った方はお声かけてくださいね。  


2018年10月18日

秋の土用干し?

土用干しといえば、一般的に夏の土用期間に天日干しすることですが、
夏からずーっと干しても干してもまだ作業が終わらず、今だに天気の日には干しています。
このままでは秋の土用になってしまいそうです。(2018年の秋の土用は10/20~

梅干し。今年はたくさん収穫できたのといただき梅も多かったので、夏からずーっと干していますが、まだ終わりません。
雲月の梅干しが美味しいとリピートしてくださる方もジワジワ増えているので、あともう少しがんばります。


もち米粉用。(かんざらし粉に近いです)
もち米を洗って冷凍してから天日干しします。冷凍でカチコチになっているのでまだ塊があります。
冷凍することで、干した時に気化熱で一気に乾燥するのだとご近所の方に教えていただきました。
理科ですね。


もち玄米、うるち白米。洗米、冷凍後干して乾燥させます。乾燥最終段階。
粉にするので、普通の米より水分をとばさないといけません。


落花生、天日干し乾燥中。
  


2018年10月04日

稲麹がつくと豊作になる!?

稲刈りシーズン到来!!
雲月農園でも黒米の稲刈り始まりました。(掛け干しなので時間がかかります)
その後、天候と稲の様子をみて、うるち米、もち米の稲刈りもあります。
台風で倒れたアマランサスもなんとかしないといけないし・・・と頭の中はフル回転しています。

昨年はもち米に稲麹がたくさんつきました。(今までで初めて)
「稲麹がつくと豊作になる」と言われていますが、特に豊作というわけでもなかったです。
しかも、脱穀してもお米に混ざって、もみすり(玄米)でも精米(白米)にしても粉々になって残るので、やっかいです。


緑色の塊が稲麹。こんな感じにお米に混ざってしまいます。
食べても特に害はないですが、お米に混ざってやっかいなので稲麹がつかないようにする農薬もあるそうです。
この稲麹から種麹を培養して作るそうです。そのうちやってみたいです。


時間が少しでもあるときには、選別作業です。(写真は大豆)
他にも黒米(白いのやモミが混ざる)、玄米(もみが多い)の選別を夜の空いた時間に常におこなっています。
かなりの時間を穀物選別にとられています。
早く性能のよい籾摺り機か選別機がほしいです。

  


Posted by くもつき at 00:20Comments(0)手作り&保存食

2018年09月16日

幸齢者大学で月餅を作りました

先日、牛尾校区コミュニティセンター大口温泉高熊荘)で、料理教室でした。
幸齢者大学ということで毎週水曜日にバラエティに富んだ講座を企画されているのですが、ご縁あっておととしから年に1~2回ほど料理教室を担当させていただいてます。今回は「月餅」をやって欲しいというリクエストでしたので、マクロビオティックの月餅を作りました。

参加者の方も「月餅は食べたことはないけど知っている」という方がほとんどでした。
中国で中秋節(中秋の名月。2018年は9/24)にお供えするお菓子。月の形をしている。最近は贈答用になっているらしいです。

月餅。整形終わり、これから焼くところ。焼き上がりの写真を撮るのを忘れましたうわー


こちらは中のあん。中国のものはアヒルの玉子が入っているものが多く、お菓子?おかず?という感じのものなのですが、くるみ、ピーナッツ、ごま、レーズン、なつめなどナッツ類をあんにたくさん入れて日本人好みで作りました。


皆さん段取り良く、50個の月餅があっという間にできました。
ベテラン主婦&人生の大先輩にお料理を教えるなんて、おこがましいのですが、皆さん熱心で、質問もガンガンしてくださるので、とてもやりがいがあります。
中国つながりで中華風玄米おこわ、中華風コーンスープも作りました。
スープは出汁をわすれましたが、玉ねぎの皮だしと野菜の旨みで、十分美味しくできました。

以前の料理教室で作ったもの。

「玄米甘酒入り砂糖なしマフィン」+麹を使った料理


「菊芋料理」


「ベジチョコ」の回

テーマ発酵、麹を使った料理教室

※牛尾校区コミュニティセンターフェイスブック
こちら小規模校のようですが、地域で色々活動されています。上場地区も色々参考にさせていただきたいです。

こちらのコミュニティセンターは大口温泉高熊荘&たかくまライダーズ野営場としても営業されています。
地域の方のみならずどなたでも日帰り入浴ができる温泉です。またライダーの方々の野営場にもなっているそうです。




  


Posted by くもつき at 00:25Comments(0)手作り&保存食

2018年06月25日

ヤギの乳搾りをしてチーズを作りました

ヤギのモモのお乳を搾りました。仔ヤギたちも草を食べるようになり、お乳を飲む量が減ってきたので、お乳をいただくことにしました。産後5ヶ月くらいは搾れるそうです。

ヤギを飼って、お乳を搾って、チーズなどを作る生活に憧れていたので、その生活が現実になり、ワクワクの雲です!!(当然ですが、赤ちゃんを産んだヤギからしかお乳は搾れません)

小2と中1のお姉ちゃん達は、「ムリ」と初めからやる気ゼロでしたが、年長の長男は興味津津。そのうち、子ども達が一人でも乳搾りできるようになってくれたらいいのだけど・・・・まああまり期待しないでおきましょう。


動くので、はしごに固定。草をあげて気をそらしています。
以前、高千穂牧場で牛の乳搾り体験をしたことが役にたちました!!
でも牛と違ってヤギの乳首は短くて、搾りにくいです。しかも初産なのでまだまだ小さい。

乳搾りって大変です。1時間くらいかかって搾れたのはわずか50ml程。(雲の搾り方が下手くそというのもあります。慣れてきたら30分位でできるようになりました)
自分の授乳中もそうでしたが、赤ちゃんが吸ってくれたら楽でしたが、自分で搾るのって結構大変です。(第一子の時は母乳トラブルが多くて乳腺炎になったり、ドロドロした塊が出てきたりで、とにかく何度も自分で搾らないといけなくて、とても苦労したことを思い出しました)

搾ったお乳ですが、そのまま飲んでみたら、結構癖があって飲めなかったので、2日分くらい貯めて、カッテージチーズを作りました。

火にかけて、沸騰する直前で火を止める。焦げないように木べらなどで混ぜながら。
レモン汁を入れる。
すると固まりと透明な液体に分離してくるので、布でこす。固まり部分は入れ物に入れて冷やす。
液体にも栄養があるので、味噌汁などに入れて食べました。


冷まして置くと固まってカッテージチーズのできあがり。レモンを多めに入れたので酸味があって食べやすかったです。
カッテージチーズというよりはヨーグルトみたいな感じでした。ジャムと一緒に食べたらまあまあ美味しかったです。

牛乳よりアレルギーが少ないと言われるヤギ乳。ほんの僅かな量の乳をゲットして、僅かな量のチーズをゲット。
しかもヤギを固定して搾って毎回1時間かかるし、ヤギが母親になってお乳が出るようになるまで1年の歳月がかかっています。
なんて手間暇かかるんでしょうね!!ヤギ乳のチーズは買えば一瞬ですが(たぶんより美味しいでしょうね)、自分で作ることによって、チーズ+アルファの色々何かが得られます。自己満足とも言えますが。

ヤギ乳チーズは極端な例ですが、雲月農園で作っている農産物や農産加工品はこのような+アルファの何かがもれなく付いてきます(笑)
「無農薬じゃなくて無能薬」と悪口を言われようとも、時間かかろうともこれからも+アルファの何かを大事にしていきたいです。


後日談
※ヤギ飼い歴の長い先輩によると、産後2週間位で、離乳して仔ヤギに直接お乳をやらないようして、哺乳瓶でお乳をやるようにすると(母ヤギのお乳を搾る又は牛用粉ミルクをあげる)、仔ヤギが人間にすごくなつくのだそうです。早い時期の方がお乳も美味しいとか?

なるほどです。人間もそうでしたが、生まれてすぐは一度にたくさん飲めないし、頻繁にお乳を飲んでいました。特に生後1週間は仔ヤギたちもよく寝ていたので、適当にお母さんが起こしてお乳を飲ませていました。2週間くらい立つと仔ヤギも一度にたくさん飲めるようになるし、お母ヤギのお乳もたくさん出るようになるので、お乳を搾るには良いタイミングなのかもしれません。

人間になつく仔ヤギってかわいいだろうなあとは思いますが、人間が搾って仔ヤギに哺乳瓶であげるってどんだけ大変なんでしょう。しかも毎日で、1日何度もだし。
そんなにヤギ乳が欲しいわけでもないし、自分自身は可能であれば母乳で育てたい(楽ということが一番でしたが・・)と思っていたので、出るのであれば直接あげたほうがいいんじゃないのかなあ・・・・とどうしても自分の授乳体験を思い出してしまいます。
ましてやヤギに牛の粉ミルクをあげるなんて・・・なんだかなあ・・・・。






  


Posted by くもつき at 23:13Comments(0)手作り&保存食

2017年09月11日

ソーセージは工業製品か文化か

先日、農業大学の加工研修(1泊2日)に参加してきました。
今回のテーマは畜肉加工。
うちでは基本的には玄米菜食がベースなので、肉を食べることはあまりないですし、将来肉加工品を販売することはないと思いますが、合鴨農法で活躍してくれた合鴨さん達やワナにかかった猪などの肉をおいしく加工して食べたり、グリーンツーリズムで体験してもらったりできたらいいなあと思って勉強してきました。


こちらはソーセージ(ウインナー)を燻製機に仕込んだところ。羊腸に機械詰めしたものです。


家庭で簡単に燻製する方法も教えていただきました。これはドラム缶とカセットコンロを使ってます。このソーセージは豚腸に機械詰めしたものです。少し太いので「ボローニャソーセージ」って呼ぶそうです。(直径の太さで呼び方が違うのだそうです)
燻製する前に熟成するのが大事!!なのだそうですが、食器乾燥機などでもできるそうです。


特別講師としてナンチクのベテラン社員さんが来られて、肉の見分け方、練り製品にする時のコツ、添加物の役割なども詳しく教えてくださいました。
畜肉加工はとにかく衛生面に気をつけないといけなくて、農産加工とは別で肉専用の加工場で、服装や手洗いなどもかなり厳しい基準で加工を行いました。実習中は何回手洗い殺菌をしたか分かりません。


こちらはボローニャソーセージとリオナソーセージ(中に野菜等を混ぜた)を手詰め。詰める容れ物は人工的なもの(食べられない)。
これらは燻製せず加熱のみ。
ハムとベーコンも仕込みまでしたのですが(只今熟成中)、写真を撮れなかったので、次回ご案内します。


できあがったソーセージ類。調味料は塩と砂糖と香辛料だけで、よけいな混ぜ物なしなので、かなり肉々しいソーセージでした。販売したらかなりのお値段すると思います。また添加物も使っていないので、市販のソーセージのようなぷりぷり感はないですが、これが本物のソーセージなんだろうなあと実感しました。もちろんおいしかったですよ。
実際に作ってみると、本来は保存食だったんだなあと実感できます。気温も低く湿度も低いドイツ等では常温で十分保存できたことが想像できます。湿度が高い日本では常温保存は無理ですが。今の日本ではソーセージは安くて手軽に食べることができますが、もともとは羊腸や豚腸に詰めて、塩と香辛料を効かせて保存性を高めたものなので、見た目(色)や食感などはそれほど重視されなかったと思います。
日本の企業の努力(コストや見た目、味、食感などの追求)は尊敬に値すると思いますが、工業製品か?というようなものも多いのが現状です。何を求めるかは個人の自由ですが、文化である食を大事にしたいと改めて思いました。by雲