農家民宿 雲をたがやし月に種まきの詳細はこちら
雲月農園の出店予定はこちら
インスタグラムはじめました。 フェイスブック

スポンサーサイト

上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。

  

Posted by チェスト at

2023年10月21日

黒米甘酒の焼き菓子

今月の焼き菓子。
いつもは玄米甘酒を使っていますが、ただいま黒米甘酒にハマり中なので、お菓子にも黒米甘酒を使ってみました。

黒米甘酒シナモンスコーン
砂糖不使用米粉マフィン(いちじくとくるみ)(いちじく)


砂糖不使用米粉マフィンはいつもはレーズンを入れますが、黒米甘酒にはいちじくが合うような気がしたので、いちじくを入れました。トッピングがいちじくとくるみの2種です。


黒米甘酒

  


2023年10月18日

青パパイヤ料理

青パパイヤ収穫できました。
とりあえず、青パパイヤといえばタイのサラダ「ソムタム」を作りました。
味付けはナムプラー(醤油でもOK)、かぼす(柑橘系なんでもOK)、ココナツシュガー(普通の砂糖でもいいですが、茶色の砂糖の方がコクがでます)、唐辛子、ピーナッツです。
タイ在住時代は週に4回位は食べていました!!


炒めても美味しかったです。炒めるとハヤトウリのような食感でした。
天ぷらやかき揚げもおすすめだそうです。
煮ても美味しいと思います。


パパイヤは「酵素の王様」とも言われています。
パパインというタンパク質分解酵素があるので、肉や大豆製品などタンパク質と一緒に料理するのが王道のようです。ビタミン、ミネラル、ポリフェノール、食物繊維も豊富です。

#青パパイヤ #パパイヤ #熱帯果樹研究会 #パパイヤの漬物 #田舎暮らし #鹿児島 #ソムタム #有機農業 #パパイン #酵素の王様 #万寿果
  


Posted by くもつき at 22:39Comments(0)郷土料理・おいしいもの

2023年10月15日

ウコンの花食べてみました

ウコンは英語ではターメリック。
根っこを乾燥させて粉にしたものは生薬やカレー粉に使われますが、花も食べられるとネットで見ました。タイのタラーット(市場)にも売っているそうですが、タイ在住当時の私は都会っ子で世間知らずで、知らないモノ、コトが多すぎて、ウコンの花があっても気が付かなかったかもしれません。今行けば、色々興味そそられるものが沢山ありそうです。


たてに4等分に切って天ぷらにしてみました。
苦味はなくほんのり甘い、けれど甘いだけじゃない異国の香りというか魅惑の香りというかなんとも言えない甘さでした。
食べたらウコンの香りの野草の天ぷらとという感じでした。



ウコンの花言葉は「乙女の香り」だそうです。乙女よりもう少し年上っぽい感じではありましたが・・・。

  


Posted by くもつき at 18:00Comments(0)郷土料理・おいしいもの

2023年10月14日

手作りを愉しむ会ご報告

先日の地球畑谷山店での手作りを愉しむ会のご報告。
第1回目のテーマは米麹。発酵あんこと発酵あんこ等を使った甘酒まんじゅうを作りました。中にお野菜を包んだベジまんも作りました。
ついでに塩麹、小豆茶も。

陰陽のこと、
一物全体のこと(アク、煮汁、野菜の皮などもまるごと旨味に変えて頂きました)
身土不二のこと
ファイトケミカルのこと
などなど色々お話をしながら作りました。

できあがり。
甘酒まんじゅう ベジ入りと発酵あんこ入り。


甘酒まんじゅうの皮つくり
生地に玄米甘酒を使いました。



生地コネます。


生地2次発酵後、成形。


発酵あんこを包みます。


べジまんの具 お肉の代わりに高野豆腐を使っています。


発酵あんこ出来上がり。


蒸しあがりました。


ご参加くださった皆様、ありがとうございました!!
今後も四季折々の恵みを使った保存食、加工品、発酵食品、伝統料理等を作る予定です。
次回は9月、テーマは落花生の予定。

#地球畑 #地球畑谷山店 #手作りを愉しむ #発酵食品 #オーガニック #田舎暮らし #一物全体 #身土不二 #発酵あんこ #べジまん #甘酒まんじゅう #砂糖不使用  


2023年10月13日

幸齢者大学でマクロビ料理教室

牛尾校区コミュニティでの、幸齢者大学お料理教室。


初回はマクロビオティックって何?という感じでしたが、7回目ともなると、皆さん、野菜の皮なども捨てず、陰陽の重ね煮等も「あ〜あの順番に重ねるやつね」と慣れた感じでした。


今回はベジのおやき2種類とファイトケミカルスープ(重ね煮で作りました)。
おやきの皮は以前湧水町でコハシヒロミさんがおやき講習をしてくれましたが、マクロビにアレンジ。米粉にもち粉を加えたのでもっちりとした食感になりました。


参加者の方がお元気に毎年参加してくださり、元気確認のようにもなっていて、再会できるのがとても嬉しいです。新しいことに興味を持たれていつまでも若々しく素敵だなあといつも思ってます。

コミュニティでは幸齢者大学以外にもフットパスや小学生の体験等色々なことをされています。主催者の方の地域を巻き込む企画力も素晴らしいです。

  


2019年12月28日

発芽玄米餅の鏡餅できました

発芽玄米餅で鏡餅を作りました。
プレーンと黒米入りの紅白です。



写真のようにみかんを乗せるとかわいいです。
只今、霧島のきりん商店さんで絶賛発売中です。
年内は12/29(日)までの営業ですよ。
素敵な帯もきりん商店さんに作っていただいて、さらにオメデタイ感UPしてます。

いつもの発芽玄米餅(3種類3個入りと6個入り)もありますよ。
鏡餅はきりん商店さんでのみ販売させていただいてます。


塩梅干しとしそ梅干しもあります。
塩梅干しは、しそなしなので梅の香りが引き立っています。
そして雲月農園の高菜とわきもとさんの黒酢たれを使った高菜の浅漬けも人気です。
ガクトさんが絶賛したそうで、別名「ガクト漬け」と呼ばれてます(笑)

店内ではぜんざいもいただけます。ぜんざいのお餅は雲月農園の発芽玄米餅です。
ぜんざい用の特別サイズに一つ一つ作った丸餅です。これをじっくり炭火で焼いてぜんざいにIN。
美味しくないわけがないです。

霧島のよかもんがたくさんあって、個性的な店主さんがお茶やお茶請けを出してくれて、ついつい長居してしまうお店です。
  


2019年12月17日

ベジキムチ仕込みました

動物性食品を使わないキムチを作りました。
材料は以下の通り。これがキムチの元になる材料です。有機野菜を贅沢に使いました。
これに塩麹と甘酒、醤油も加えます。


こちらがメインの具となるビタミン菜。その名の通りビタミン豊富です。
無農薬で白菜を作るのが虫がすごくて大変なので、白菜代わりに月に作ってもらいました。
お鍋、漬物、炒めもの等白菜の代用で使えます!!


こちらが仕込んだところ。具(キムチの素)が多くて、美味しいです。
しばらく冷蔵保存すると酸味がでてきてキムチっぽくなります。
我が家では子どもたちが酸っぱくないのが好みなので2日目くらいから食べ始めます。


※常温に置くとすぐにすっぱくなるので冷蔵保存がよいです。
※塩麹を入れたら発酵が早すぎたので、2回め以降は塩麹は入れないで甘酒を増量しました。発酵は緩やかになり甘みも増えて好みの味に近づきました。

今年のオーガニックフェスタかごしまで初売りしましたが、分量を加減して今回3回目。
地球畑荒田店でも販売予定です。(12/19木)
よかったらお試しください。


  


2019年09月01日

2019年夏トマトケチャップができました

今年のトマトケチャップができました。
そのやま農園さんの有機完熟トマトを贅沢に使用した、そのまま食べても美味しいケチャップです。

商品ラベルは少し変わりましたが、こんな感じです。


「ミッキーマウストマト」だとこども達は大喜び。(写真は昨年のものです)
割れ、ヒビ入りのものはすぐにカビが生えてしまうので、なるべく早くミキサーで細かくして冷凍。形が悪いというだけのものは完熟するまで追熟して、ミキサーで細かくして冷凍します。


原料のトマトがある程度集まるまで冷凍保存します。


玉ねぎ皮むき。その後みじん切りにします。お盆で学童が休みだったので、小学生たちはお手伝いです。


ミキサーにかけたトマト、みじん切り玉ねぎ、にんにくを鍋で煮る。
直径1mくらいある大釜なので、少なく感じます。窯の内部が3層になっていて、中を蒸気が通って加熱。直火ではないので焦げにくいのがスグレモノ。


煮詰まってきたら、塩、みりん、香辛料を入れ、さらに煮詰めて完成。


今年のトマトは酸味が多かったので、酢は入れなくて十分でした。
塩、みりん、香辛料の分量は毎年適当。
きちんと量ったほうが作業しやすいのですが、トマトの味が毎年違うので、確認しながら入れてます。
なので毎回、味がちょっと違うと思いますが、毎年最高に美味しいです。

今年は原料トマトが少なかったので、限定60個です。
オーガニック映画祭、オーガニックフェスタなどイベントで販売します。
よかったらどうぞご賞味ください。



  


2019年08月30日

オーガニック映画祭 スイーツ付き前売り券



今年もオーガニック映画祭の季節がやってきました。
9/8(日)、会場は鹿児島市内のマルヤガーデンズ内ガーデンズシネマです。
上映作品は
「たねと私の旅」
「ターシャ・チューダー静かな水の物語」
「シュガーブルース 家族で砂糖をやめたわけ」
「旅するダンボール」
の4本です。

上映作品詳細や前売り券情報は国際オーガニック映画祭かごしまHPを御覧ください。

上映作品「シュガー・ブルース」にちなんで、「白砂糖を使わないオーガニックスイーツ」つき前売りチケット絶賛販売中です。
スイーツ1個とドリンク1杯つきです。当日券にはつかないので、前売り券が断然お得です!!詳細はHPを御覧ください。

そしてなんと、チケットについてくるスイーツは雲月農園のマクロビスイーツも選べます!!
自家製麦芽米飴を使ったこれ↓↓↓と玄米甘酒を使った焼き菓子を作る予定です。


米飴もすべて一から作ってます。
興味ある方は麦芽米飴の作り方御覧ください。

当日会場内では「つながるマルシェ」にも出店いたします。
白砂糖はもちろん、砂糖不使用のマクロビスイーツや砂糖不使用の漬物、味噌色々持っていきます。
麦芽米飴(お米シロップ)も持っていきますよ。

映画の合間に、お買い物のついでにお立ち寄りくださいませ!!

  


2019年04月24日

2019年黒米あくまき作りました

あくまきの季節になりました。
鹿児島ではおなじみのあくまき。
灰汁(あく)で煮込んだちまきです。灰汁の独特な香り、味がしますが、灰のアルカリで日持ちがします。
先人の知恵ですね。

今年も黒米あくまきを作りました。昨年より黒米の割合を増やしたので真っ黒になりました。
薪ストーブの灰があるので、灰汁(あく)から手作りしました。(濃度がこれでよいのか自信ないですが、灰汁濃いめで雲好みにできました。
ご縁があって、花月先生に三角あくまきと柏餅を教えて頂いたので、さっそく三角あくまきも作ってみました。


通常のサイズと比べるとこんな感じです。一人で食べるのにちょうどよい食べきりサイズです。



明日4/25(木)地球畑荒田店、4/30(火)地球畑西田店で店頭販売なので、
黒米あくまき通常サイズと食べきりサイズ2種類持っていきます。

昨年のあくまきはこちら
  


Posted by くもつき at 23:21Comments(0)郷土料理・おいしいもの

2019年04月23日

すぐに葉っぱになってしまう春の山野草

冬の野菜もトウ立ちして(芽が出て)、収穫できる野菜がなくなってきました。
そのかわり食べられる山野草が色々でてきました。

こごみ
こんな小さい時に見つけるのは結構難しい。アクがほとんどないので、アク抜きしなくても食べられます。
天ぷらやさっと湯でておひたしや煮物に添えて。


あっという間に延びて葉っぱになって固くなってしまうので、食べられる時期が短く、貴重な山野草です。


ぜんまい。まだ芽が出たばかり。これも2日後くらいには葉っぱになってしまうので、毎日確認が必要です。


採ったぜんまいを天日干し。水にもどして煮物にするとすごく美味しいんですよね。
煮物にぜんまいが入っていると、ちょっと料理上手になった気がします。


葉山椒。味噌と混ぜて木の芽あえや炊き込みご飯に刻んで生のまま混ぜてもおいしい。
今年は花がたくさん咲いているので、山椒の実がたくさんなるかもしれません。
これもボヤボヤしていると固い葉っぱになってしまいます(香りはします)

  


2019年04月07日

一家総出のお仕事。つくしのはかま取り

今年もつくしの季節が過ぎました。
つくしとフキノトウはいつの間にか出てきて、あっという間に大きくなってしまうので、気がついた頃にはスギナ、フキになっているのですが、最近は子どもたちが一番に見つけて採ってきてくれます。


つくしは採った後のはかま取りが大変です。
手を真っ黒にして、一家総出ではかま取りです。


玉子とじでいただきました。
一家5人で1時間かかってはかま取りをして、食べるのは一瞬。
今年も春がやってきたという実感。

つくしの玉子とじ
つくしが出てきました
  


2019年03月31日

もち米と麦芽で米あめを作りました

昔ながらの米あめ(麦芽製法水あめ)を作りました。
実はこの米あめは、3/31(日)開催の「アーモンドスイーツコンテスト」に出品するためのスイーツの原料になります。
お楽しみに!!詳細は「アーモンドスイーツレシピコンテスト2019」を御覧ください。


六条大麦麦芽。
これをフードプロセッサーで粗挽きにします。硬かったので少し水を混ぜながら粗挽きにしました。もち米5升に対して麦芽約1.7kg使用。


もち米を普通に炊き、水を足す(1合あたり60~80ml)
60~70℃位になったら粗挽き麦芽を混ぜる。
70℃ぐらいで保温し、一晩置く。
※うるち米でもできますが、もち米の方が甘いので、もち米を使用しています。


10時間後、お米のデンプンが麦芽の酵素により糖化されています。
甘い液体がたくさん出てきています。


布でこして液体を搾ります。洗濯ネットと木綿布の2枚重ねで搾りました。
手で搾ったので、まさに圧搾搾りです。
この搾る工程が一番大変でした!!
この搾りカスもほんのり甘くて美味しいので、捨てません!!クッキー、せんべい、スコーンなど作ってみる予定です。


搾った液。まだサラサラしていて薄い茶色です。約15キロ搾れました。


搾った液を煮詰めます。2時間ぐらい煮詰めてこのくらい。予熱でどんどん硬くなっていくし、冷めたらもう少し固くなるので、粘度低めで火を止めました。(梅肉エキス作成で何度も失敗しているので・・・今回はちょうどよいくらいにできました)
砂糖ほど甘くはないですが、ほんのり甘くてやさしい味です。
昔砂糖が貴重品だった頃は、米あめや芋あめなどこうやって作っていたそうです。
ご近所のおばあちゃん達も芋あめを作っておやつに食べていたというお話を聞きます。
昔の人の知恵って素晴らしいですね。現代にも継承していきたい一品です。


瓶に詰めて保存。できあがりは5キロ弱でした。米5升使ってできあがり5キロ。ということはお米1合で米飴100gということですね。
手前の黒い蓋の方は100g、奥の白い蓋は300g入りです。
今回おいしくできたのでイベントや地球畑さんでも販売予定です。興味を持った方はお声かけてくださいね。  


2018年10月25日

お店には並ばない若採り高菜

雲月農園では若採り高菜(間引き)が今旬(?)です。農薬、化学肥料を使わずにお野菜を作っているので、成長ゆっくり。露地栽培なので旬も短いですが、旬ど真ん中、どストライクに収穫するので、美味しいです。
小松菜や青梗菜、ターサイ、ほうれん草などがまだまだなので、貴重な葉野菜です。

若採り高菜、柔らかくてアクがなく、香りがよくて、生のままムシャムシャも美味しいです。
塩もみしておにぎりにまいてもよし、さっと塩炒めもオススメ。(うちの子ども達も大好きです)
魚の缶詰(サバの味噌煮、イワシ煮など)と一緒にさっと炒めるのもオススメ。魚缶の汁も一緒に入れれば楽ちんです。
特に味噌味と相性よし!高菜が入ると甘い味噌煮がピリっとしまります。

数に限りがありますが、今週、栗野物産館、きりん商店さん、に置いてます。
スーパーでは手に入らないです。一度お試しあれ~。



2年前には、雪で外側の大きい葉っぱが折れて、内側の小さい若い葉っぱだけ収穫したことがありました。
高菜漬けを作りました  


Posted by くもつき at 00:10Comments(0)郷土料理・おいしいもの

2018年10月18日

秋の土用干し?

土用干しといえば、一般的に夏の土用期間に天日干しすることですが、
夏からずーっと干しても干してもまだ作業が終わらず、今だに天気の日には干しています。
このままでは秋の土用になってしまいそうです。(2018年の秋の土用は10/20~

梅干し。今年はたくさん収穫できたのといただき梅も多かったので、夏からずーっと干していますが、まだ終わりません。
雲月の梅干しが美味しいとリピートしてくださる方もジワジワ増えているので、あともう少しがんばります。


もち米粉用。(かんざらし粉に近いです)
もち米を洗って冷凍してから天日干しします。冷凍でカチコチになっているのでまだ塊があります。
冷凍することで、干した時に気化熱で一気に乾燥するのだとご近所の方に教えていただきました。
理科ですね。


もち玄米、うるち白米。洗米、冷凍後干して乾燥させます。乾燥最終段階。
粉にするので、普通の米より水分をとばさないといけません。


落花生、天日干し乾燥中。
  


2018年04月28日

黒米あくまきを作りました

あくまきの季節になりました。
あくまきとは鹿児島の郷土料理で、灰汁(あく)で煮込んだちまきです。灰汁の独特な香り、味がしますが、灰のアルカリで日持ちがします。
昔の人の知恵ですね。

鹿児島に住んでいるなら手作りしたい一品です。
普通のあくまきじゃつまらないので、今回は黒米あくまきを作ってみました。
このあくまきは本日(4/28土曜日)、鹿児島市内の地球畑西田店で販売いたしますよ。
試食も準備しているので、食べてみてくださいね。

あくまき作りの様子です。
まず灰汁(あく)作りから。
市販されている灰汁は濃度も調整されていて、そのまま使えるので便利ですが、せっかくうちにも灰があるし、変なものを燃やしてもいないので、灰汁から作ることに。


灰は薪ストーブの灰です。燃えカスなどがあるので一度ふるいにかけます。樫の木などの硬い木の灰がよいそうですが、うちの薪はいろいろな木を使っています。来年はあくまき用に樫の木の薪は別にしておかないとですね。


灰に熱湯をかけてこす。洗濯ネットと布2枚でこしました。


アク汁できあがり。
今回米3リットルに対して灰3.6リットル使用しました。
灰をどのくらい使用すればよいのか分からなかったのですが、苦すぎず薄すぎず、ちょうどよかったです。


浸水させた米を竹の皮に包みます。(黒米は2日、もち白米は1日浸水)


これは前回、玄米あくまき作りの時。ちょうど家庭訪問期間で早帰りだった長女もお手伝い。


煮る。灰汁も一緒に入れます。5時間位煮ました(白米だけのものよりも時間がかかります)


できあがり。


黒米のあくまき(黒米ともち白米半々)
まだ粒粒が残っていますが、結構あくまきっぽくなっています。


前回作った玄米あくまき。(もち玄米100%)
竹の皮での包み方がゆるすぎて水分が入りこんで結構柔らかいです。粒粒はかなり残っています。
  


2017年10月21日

ぎんなん拾いと栗拾い

先日、ご近所のSさん家にぎんなんを拾いに行ってきました。
昨年もぎんなんを拾わせてもらったのですが、今年は子ども達も一緒に行きました。
毎年ありがとうございます。
(昨年の様子はこちら「ぎんなん拾いと防虫効果抜群イチョウの葉っぱ」


こちらが洗ってきれいになったぎんなん。天日干しで乾かしています。


ぎんなん拾い中。
子どもたちも最初は拾うのを手伝ってくれたのですが、クサいし、食べても好きじゃないので、興味薄。早々にどこかへ行ってしまいました。


子ども達は栗拾いしていました。子ども達にとってはぎんなんよりも栗の方がやる気が起きるでしょうね。


拾ったぎんなん。
この後、高圧洗浄機で回りのオレンジ色の実を吹き飛ばす→川で洗い流す→残った皮を選別する→天日干しをしてようやく終了です。

漢方でもおなじみ「ぎんなん」、栄養価も高いのですが、食べ過ぎ注意です。
でも新鮮な緑色のうちに殻をむいて焼いて食べると、もちもちしていてついつい食べ過ぎます。
詳しくは「ぎんなん拾いと防虫効果抜群イチョウの葉っぱ」をご覧ください。

きりん商店さんで10月29日に伝説のイベント『地栗ンピック2017』も開催予定!!
栗のお菓子や栗のおいしいもんが勢ぞろい!!さすがに生栗はないのですが、雲月農園からもぎんなんとむかご、その他無農薬のお野菜も持って行きます。ぎんなんやむかごはその場で炭火で焼いて食べることもできますよ。ぜひおでかけください。  


2017年09月24日

麹を使った料理教室

先日、牛尾校区コミュニティセンター(大口温泉高熊荘)で、料理教室でした。
毎週水曜日には幸齢者大学ということで、バラエティに富んだ講座を企画されているのですが、その中で年に2回ほど料理教室を担当させていただいてます。今回は「砂糖なし甘酒入りマフィン」をメニューに入れてほしいというリクエストでしたので、甘酒、塩麹等を使ったメニューにしました。

こちらが「玄米甘酒入りかぼちゃマフィン」。卵、乳製品、砂糖は一切入れずに作りました。



メニューは
玄米ごはん
麻婆豆腐(玄米甘酒使用)
即席塩麹スープ
塩麹ドレッシング+サラダ
砂糖なし玄米甘酒マフィン



参加者は60代以上のベテラン主婦の方々17名でした。
「マクロビオティック」って何?という方々ばかりですが、健康志向の高い方が多く、普段から塩麹や甘酒を手作りしていたり、使っている方も多くて、砂糖なしでも甘いね~と好評でした。
手際もよく、お料理上手そうなベテランのお姉さま方達に「先生」と呼ばれるなんて恐縮でしたが、皆さんとても熱心に色々と質問してくださったり、昨年度のお料理教室で作ったものを「家でも作ってるよ~」などと声をかけてくださったりで、とても楽しい時間でした。

次回開催はバレンタインデーで、菊芋レシピ&ベジチョコの予定です。  


2017年09月11日

ソーセージは工業製品か文化か

先日、農業大学の加工研修(1泊2日)に参加してきました。
今回のテーマは畜肉加工。
うちでは基本的には玄米菜食がベースなので、肉を食べることはあまりないですし、将来肉加工品を販売することはないと思いますが、合鴨農法で活躍してくれた合鴨さん達やワナにかかった猪などの肉をおいしく加工して食べたり、グリーンツーリズムで体験してもらったりできたらいいなあと思って勉強してきました。


こちらはソーセージ(ウインナー)を燻製機に仕込んだところ。羊腸に機械詰めしたものです。


家庭で簡単に燻製する方法も教えていただきました。これはドラム缶とカセットコンロを使ってます。このソーセージは豚腸に機械詰めしたものです。少し太いので「ボローニャソーセージ」って呼ぶそうです。(直径の太さで呼び方が違うのだそうです)
燻製する前に熟成するのが大事!!なのだそうですが、食器乾燥機などでもできるそうです。


特別講師としてナンチクのベテラン社員さんが来られて、肉の見分け方、練り製品にする時のコツ、添加物の役割なども詳しく教えてくださいました。
畜肉加工はとにかく衛生面に気をつけないといけなくて、農産加工とは別で肉専用の加工場で、服装や手洗いなどもかなり厳しい基準で加工を行いました。実習中は何回手洗い殺菌をしたか分かりません。


こちらはボローニャソーセージとリオナソーセージ(中に野菜等を混ぜた)を手詰め。詰める容れ物は人工的なもの(食べられない)。
これらは燻製せず加熱のみ。
ハムとベーコンも仕込みまでしたのですが(只今熟成中)、写真を撮れなかったので、次回ご案内します。


できあがったソーセージ類。調味料は塩と砂糖と香辛料だけで、よけいな混ぜ物なしなので、かなり肉々しいソーセージでした。販売したらかなりのお値段すると思います。また添加物も使っていないので、市販のソーセージのようなぷりぷり感はないですが、これが本物のソーセージなんだろうなあと実感しました。もちろんおいしかったですよ。
実際に作ってみると、本来は保存食だったんだなあと実感できます。気温も低く湿度も低いドイツ等では常温で十分保存できたことが想像できます。湿度が高い日本では常温保存は無理ですが。今の日本ではソーセージは安くて手軽に食べることができますが、もともとは羊腸や豚腸に詰めて、塩と香辛料を効かせて保存性を高めたものなので、見た目(色)や食感などはそれほど重視されなかったと思います。
日本の企業の努力(コストや見た目、味、食感などの追求)は尊敬に値すると思いますが、工業製品か?というようなものも多いのが現状です。何を求めるかは個人の自由ですが、文化である食を大事にしたいと改めて思いました。by雲

  


2017年07月11日

ふるさと納税の謝礼品に高額商品増えました。

ふるさと納税(ふるさと応援寄付金)はご存知でしょうか?
詳しくは総務省ふるさと納税ポータルサイトをご覧ください。

納税してくれた方へのお礼品として、湧水町の農産物や畜産物、焼酎など様々な品物から選べるようになっているのですが、今年度から高額商品も増えました。

雲月農園から
・お米5kgと黒米500g(栽培期間中農薬、化学肥料不使用)と麦みそ1キロのセット。(寄付金1万円以上)
昨年からの継続。こちらもご覧ください。ふるさと納税の謝礼品カタログの内容がグレードUPしました。

・お米6kg(栽培期間中農薬、化学肥料不使用)と漬物セット。(寄付金1万円以上)


・お米20kg(栽培期間中農薬、化学肥料不使用)と漬物セット。(寄付金3万円以上)




グリーンツーリズム湧水からは
・農家民宿宿泊体験割引券(5000円分) (寄付金1万円以上)
・農家民宿ペア宿泊券(1泊2食体験付き) (寄付金3万円以上)
写真はイメージです。


詳しくは湧水町のHPをご参照ください。
湧水町ふるさと応援寄付金のご案内
湧水町ふるさと応援寄付金お礼品カタログ

ふるさとチョイスというサイトではウエブ上でふるさと納税の申込みから決済(クレジット決済も可能)までできるようになっています。


お米といえば北陸地方が有名ですが、ここ湧水町も米どころなんですよ。盆地で朝晩と日中の寒暖の差が大きいので甘みのある美味しいお米ができます。さらに町名のとおり、湧水(わきみず)豊富で、お水が美味しいのでお米が美味しいんです。うちのお米は飲める位の湧水で育っています。ぜひご賞味ください。年中おいしいですが、やはり新米の頃がおススメです。(11月~)