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Posted by チェスト at

2017年05月08日

タケノコの季節になりました

今年はタケノコが少ない!値段が昨年の3倍!などちまたでは騒ぎになっていたそうですが・・・。
例年より遅かったですが、4月中旬位からたけのこが出てきました。孟宗竹は春の時期だけなので、水煮して真空パックして冷蔵しておけば1年位保存できます。
5月に入ると、孟宗竹は大きくなってしまって竹の子ではなくて竹になってしまってますが、大名竹がでてきます。大名が好んで食べたという位おいしいとか・・・・。アク抜きをしなくてもそのままみそ汁や炒め物などに使えるので便利です。
5月の出店の時には水煮たけのこ持って行きますよ。


  


2017年04月25日

マクロビオティックのお菓子作り~森の教室

Huckleberry coffee(ハックルベリーコーヒー)さんの森の教室で「マクロビオティックのお菓子作り」します。

日時 4月30日(日) 午後1時~3時
場所 Huckleberry coffee

鹿児島県姶良郡湧水町木場6340-2
0995-74-1832

講師  竹野 愛(雲月農園 マクロビオティックインストラクター)
参加費 2,000円(子ども500円 ※大人の方と一緒にご参加ください)
持ち物 エプロン 三角巾 手ふきタオル

乳製品、卵を使わずに、素材の味をいかしたお菓子作りをします。子どもさんのおやつに、朝食の一品にぴったりです。
野菜ケーキとクレープを予定してます。
オーガニックコーヒー又はジュース付き。

※お申込みはHuckleberry coffee 店頭又はtel 0995-74-1832
こちらのブログのメッセージ、フェイスブックからもお申し込みいただけます。



ハックルベリーコーヒーさんのお店 とっても素敵なところです。
湧水町、霧島方面に来られることがあれば、ぜひ一度訪れてみてください。



写真はすべてハックルベリーコーヒーさんのフェイスブックよりお借りしました。  


2017年03月31日

お店には並ばない春の味覚!

トウ(つぼみ)を食べるものとしては「フキノトウ」が有名ですが、実は色々な「トウ」があり、食べて美味しいんです。
特に油でさっと塩炒めするとめちゃくちゃ美味いんです!!
まずは、かぶのトウ!


大きくなるとこんな風に菜の花になってます。
本来なら「かぶ」として収穫して出荷するべきだったのですが、収穫時期を逃して放置状態になったものなので、
「わ~きれい」と単純に喜んでもいられませんが・・・・。


小松菜トウ。小松菜の葉っぱのドレスを着たお姫様みたいで、かわいいんです。


これはターサイトウです。写真は昨年のものです。今年はターサイとしてしっかりと収穫したので、トウが食べられませんでした。


他にもチンゲン菜トウ、白菜トウ、山東菜トウ、色々ありますが、それぞれ味が違います。

明日4/1(土)湧水マルシェ桜まつりin池平公園 に出店するので、「かぶトウ」と「小松菜トウ」も持って行きます。
他にも「のらぼう菜」(菜花より苦くなく甘い)、菊芋(今季最終)も持って行きます。よかったら見に来て下さいね。

湧水マルシェ詳しくはブログ フェイスブックご覧ください。

  


Posted by くもつき at 19:07Comments(0)郷土料理・おいしいもの

2017年02月05日

スズメバチ焼酎

昨年いただいたスズメバチを焼酎漬けにしましたが(その時の記事はこちら)、だんだん見た目がそれらしくなってきました。


漬けこんだ時はスズメバチが上に浮いていましたが、1か月位経つと焼酎を含んで重くなるのか下に沈んできました。
焼酎も透明だったのがだんだん茶色になってきたので、そろそろ飲みごろなのではと思います。


漬けこみ開始時↓↓↓ クリックすると拡大します。嫌いな方は注意!!



スズメバチ焼酎を販売しているサイトによると、
「スズメバチの猛毒成分は、刺されると死にいたることもある位ですが、腸からの吸収の場合は微妙な刺激を与え血管を広げる働きがあり、高血圧や前立腺肥大に効果があり、滋養強壮に抜群」なのだそうです。
さらに「血糖値の是正、不整脈などの生活習慣病予防、動脈硬化、美肌効果もあり」だとか。
さらにさらに、「免疫力向上、蜂刺され、虫さされにも効果あり」だそうです。
まさに毒を持って毒を制すですね。
毒をたくさん抽出するために生きたまま焼酎漬けにしているものもあるそうです。

実際飲んでみると、普通の焼酎よりまろやかで飲みやすいということですが、効果はどうなんでしょうね~。by雲  


2016年11月27日

不老長寿の果物!うんべ!

秋の味覚のひとつに、「うんべ」というのがあります。標準語は「むべ」というそうですが、鹿児島では「うんべ」又は「んべ」と言います。
見た目も中身も「あけび」にそっくりなのですが、熟したらパカーンと割れるのがあけび、割れないのがうんべです。
他にも実の形が少し違うそうですが、うちの近所の山になっているのはほとんど「うんべ」です。

外観はこんな感じです。


中身はこんな風になっています。

中のやわらかいところを種ごと口に入れて、種だけぺっぺと出して食べます。
とても食べにくいし、見た目はあんまりおいしそうではありませんが、「子どもの頃学校帰りににうんべを拾って食べながら帰った」という思い出のある方もいらっしゃるようです。

この「むべ」、へんてこな名前ですが、語源は「むべなるかな」(=いかにももっともなことであるなあ)なんだそうです。
琵琶湖のほとりに狩りに出かけた天智天皇が8人の子を持つ健康な老夫婦に出会って、長寿の秘訣を尋ねたところ、老夫婦は「この果物を食べているからだ」と答え、その果物を食べた天皇が「むべなるかな」と納得したので、むべという名前がついたそうです。

さてこの「うんべ」ですが、本当は皮の方が栄養豊富なんだそうです。皮の部分は果物のなしから水分、甘み、シャキシャキ感をなくしてザラザラをプラスしたようなかんじですが、中に挽肉などを詰めて焼いたり(肉詰めピーマンみたいに)、刻んで味噌炒めや豚味噌風にして食べるとよいそうです。

秋は食べ物が豊富なので、そこまでしなくてもいいんだけどなあ・・・と思うのですが、せっかくなので作ってみようと思います。今度ご報告します。by雲
  


Posted by くもつき at 01:02Comments(0)郷土料理・おいしいもの

2016年11月07日

食べる栄養ドリンク!鯉こくってすごい!

マクロビオティックでは普段は動物性のものは食べないのですが、身体が弱った時のお手当に伝統的に用いられてきたのが「鯉こく」です。
産後の肥立ちが悪い時、お乳の出が悪い時、とても体力が落ちている時などに昔から食べられてきた食薬です。


こちらができあがった直後の鯉こくです。(今回カメラを忘れたので、この写真は数年前に正食協会でのマクロビオティック上級教室で作った時のものです)

材料は鯉1匹まるごと、ごぼう、豆味噌、番茶の茶がらです。
材料だけ聞くと普通ですが、作り方がダイナミックです。

ごぼう2キロ(鯉の体積の3倍量位)を皮ごとひたすらささがきして蒸し煮したものと茶がら、水、ニガ玉だけを取り除いた鯉を圧力鍋でやらわかくなるまで煮ます。できあがったら豆味噌で味付けして、サンショウをかけていただきます。

「鯉のぼり」といわれる位、鯉の生命力はとても強くて、切り身になっても身がピクピク動いている位です。
うろこも頭も骨も内臓も全部まるごと調理して、鯉の生命力が濃縮された活力スープが鯉こくです。

毎年10月と11月はイベント、行事、民泊などで大忙しなのですが、この1週間は3つのイベントに出店(うち1つは主催イベント)、しかも稲刈りが遅れてたので合間に稲刈り(掛け干し)で大変でした。なんとか乗り切れたのも10月末の薬膳教室でいただいた「鯉こく」のおかげだと思っています。
10月で既に疲れがたまっていたのですが、鯉こくを飲んだら、体中が熱くなってきて、エネルギーが体中にみなぎってくるのを感じました。
まさに天然の栄養ドリンクです。市販の栄養ドリンクは身体をだまして元気になっていると思わされるだけなのですが、鯉こくは本当に疲れがとれエネルギーチャージできます。

雲の母方のおじ達が子どもの頃、肺炎でもう命が危ないという時に、鯉コクを飲んで命拾いしたという話も母親から聞いたことがあります。

いざという時に、生きた鯉を手に入れて作るのはとても大変なので(特に自分がいざという時には作れません)、一度作って、冷凍しておけば、ここぞという時に食べられるのでよいかもしれません。元気な時に食べても普通においしいですしね。
でも一人じゃ作る気になれないんですよね・・・。鯉1匹で大量に作れるので、何人かで一緒に作ってシェアするのがよいかもしれません。by雲


  


2016年10月22日

スズメバチ焼酎つけ

先日、ご近所のSさん家でぎんなん拾いをさせてもらいましたが、たくさんぎんなんを頂いた上に、色々なものを頂きました。
栗、にらしょうゆ、カリカリ梅、スズメバチ!田舎ならではの味覚ですね。
「蜂の子」を食べるのにスズメバチの巣ごと捕獲するそうです。時々印をつけた蜂を追いかけているグループを見かけます。
そして大人の蜂は焼酎漬けにするとよいと教えてもらったので、早速焼酎漬けにしました。

↓↓↓↓クリックすると画像が大きくなるので、見たくない方は注意してください!

せっかくなので外から見えた方が良いかと思い、黒い一升瓶から透明の容器に移し変えました。
どんな感じになるのでしょうか・・・・楽しみです。(雲はアルコール一切飲めないので残念です~) by雲  


2016年08月07日

郷土料理(お盆料理と郷土菓子)

おととしから勉強している、郷土料理講座(霧島食育研究会さん主催)、久々に行ってきました。全然アップしてませんが、さつまあげ、くじら料理、種子島、徳之島の料理など盛りだくさんな内容で、とても勉強になります。
全く同じレシピで作ることないですが、マクロビオティックや薬膳を取り入れて、地元の食材を使った自分なりの郷土料理を作りたいなあ~と模索中です。

最近2カ月分まとめてご紹介~

鹿児島の郷土菓子
左奥から、木目かん、高麗菓子(これかし)、かるかん(プレーン、黄身入り、紫芋入り、よもぎ入り)どれも鹿児島を代表するお菓子です。

鹿児島は昔から、比較的砂糖が手に入りやすかったからでしょうか~、砂糖や黒砂糖をたくさん使用した和菓子が多いです。こういったものも昔はぜいたく品で、普段のおやつというよりは、お客様用などに出されていたんでしょうね。


お盆料理
左上から 精進煮しめ(がんもどきのような「きんかん豆腐」入り)、といもがらときゅうりの酢みそかけ、ところてん、らっきょとみょうがのきんぴら、白団子、かいのこ汁

かいのこ汁は「粥の子(おかず)」というのが語源だそうで、おかずになるほど具たくさんの汁のことです。大豆が入っているのが特徴のようです。お盆ということで動物性食品は使わない精進料理です。


雲はお盆の時には必ずコレを食べたとかこんな儀式をしたという記憶がないのですが~
子ども時代に住んでいた京都では8月の末頃に地蔵盆というのがありました。町内のお地蔵さんにお供え物をして、大きな長い数珠を子ども達みんなで回す数珠回しというのをやりました。あとはお菓子や福引き、ゲームなどをして楽しく過ごすという夏の終わりのイベントという感じでした。  


Posted by くもつき at 22:55Comments(0)郷土料理・おいしいもの

2016年07月17日

食べられそうな気がするごぼうの葉と茎

今年はごぼうを植えました。
そしてこれが間引きごぼう。ごぼう(根っこ)の部分はほそいですが、茎と葉は立派で、なんだか美味しそうです。ネットで調べてみると、葉も茎も食べられるとのことだったので、料理してみました。


じゃ~ん。こちらがごぼうの茎のきんぴら。
お味はどうかというと・・・・・
苦っ!まずっ!うわーガーンとても食べられる代物ではありませんでした。
よくよく調べると、茎や葉も食べられる葉ごぼうと普通のごぼうはどうやら違うもののよう。
しばらく水にさらしてみてもエグ味と苦みがなくならず食べるのは無理でした。
  


Posted by くもつき at 19:42Comments(0)郷土料理・おいしいもの

2016年06月15日

自然の恵みがたくさん

夏野菜が収穫出来始めるまでは、とても寂しい食卓でした。
そんな時に頼りになるのが野草やたけのこなどです。(写真は4月末頃のです)

ふきです。栽培のものはすごく大きくなりますが、自生しているふきは小さくて細いので、皮むきなどの下処理が面倒です。でもお世話も何もしていないのに、恵みを頂くだけなので贅沢は言えません。


よもぎです。こちらはおかずというよりはおやつ用です。春に1年分採っておこう!と思うのですが、結局すぐ使ってしまいます。


庭に勝手に生えてきたたけのこ(孟宗竹)。大きすぎるのやら小さいのやら色々です。下処理が面倒ですが、採ってすぐにゆでて真空パックしておけば半年~1年近くもちます。
砂糖をまぶして冷凍すれば、スカスカにならないそうです。
  


Posted by くもつき at 00:21Comments(0)郷土料理・おいしいもの

2016年03月06日

菊芋ってすごい

これは収穫したばかりの菊芋です。見た目はしょうがに似ていますが、お芋です。
花が菊に似ているからというのが名前の由来だそうです。
食感はシャクシャクしていて、ごぼうのような芋のような梨のような感じです。
わが家では生のままスライスして甘酢漬けにしたり、千切りしてきんぴらにして食べたりします。

菊芋といえば天然のインシュリンと言われる「イヌリン」が豊富に含まれていて、肝臓が糖を吸収するのを遅らせる食材と言われています。
他にもミネラル、ビタミン、カルシウムなども豊富。
そしてなんと、放射性物質を吸収せず、食べると放射性物質や重金属を排泄する力があるらしいのです!!
ネットで調べると色々と出てくるので興味ある方は調べてくださいね。

本当の所はよく分かりませんが、とにかくおいしいので食べています。

草ぼうぼうで、菊芋の茎も秋の台風で倒れてしまって、何がなんだか分かりにくい菊芋畑です。
こんな所を地主さんに見られたら怒られそうですね。(地元の方はとにかく草が生えるのを嫌うので)
それでもバイオダイナミック農法の種まきカレンダーを参考に、植え付け、収穫をおこなってます。
きちんとお世話をしなかった割にはまあまあの出来なんじゃないかなと自分で思っております。

ところでこの菊芋!地中ですごーく広がっていて収穫がめちゃくちゃ大変なんです!「芋づる式」という言葉がありますが、サツマイモなんかは芋づる式にまとめて収穫できるので良いのですが、菊芋は全然芋づる式じゃないんです。
茎のある辺りを掘っても1個ある位で、えーこんな所になんで!というくらい広範囲に広がって芋がなっているんです。しかもツルとはつながっていない。
いや~まいりました。スコップとクワで少しずつ土をよけながら菊芋を探しているので、1m掘るのにどんだけ時間かかるか。1時間位掘っていると、冬でも汗びっしょりになってしまいます。この調子でいくと3月中には収穫しきれないかも・・・。
菊芋を植える時は固い土の所に植えた方がよいようですね。 土を耕さないで固いままの方が広がらないんじゃないかと思います。
どこにもこういうことって書いてなくて、みんな苦労してないのかしら?と不思議に思います。

これは菊芋の茎です。こんな風にすっかり枯れてから収穫します。10月~3月位にかけて収穫できます。(土の中にあれば保存ができるので)
そしてこの茎が150~170cm位もの高さになるのです。びっくりします。上にもぐんぐん伸びるし、芋は横にどんどん広がるし、すごい生命力があります。
もっと緑色をした時期や菊に似た花が咲いている時期にも写真を撮ったはずなのですが、見つからないので、地味な写真ばかりですが・・・。
今年は途中経過もブログに掲載しますね。


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Posted by くもつき at 21:34Comments(0)郷土料理・おいしいもの

2016年03月04日

チンゲン菜トウ



これはチンゲン菜の蕾です。チンゲン菜トウとも言えます。

蕾を食べるものといえば、ふきのとうが有名ですが、他の野菜の蕾もおいしいんです。
ですが、蕾が出てしまったら、トウ立ちしてしまっているということなので、本来の野菜の部分は固くなっていておいしくないです。
なので農家としては収穫時期を逃してしまった失敗作?ということになりますので、たぶんお店で販売されることはないと思います。
販売しようと思ったら、すごく効率が悪くて、蕾3個100円位で販売しないと採算とれないってことになります。(そんなの売れないでしょうね~)

気候が暖かくなってくると、蕾などの苦みのあるものが無性に食べたくなってきます。冬から春に向けて、身体が苦みを欲しているんでしょうね。塩や塩麹でさっと炒めるだけですごくおいしいんです。焼酎やビールのつまみにもいけそうです。
販売はできそうにないので、自分で栽培している者だけの特権ですね!



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Posted by くもつき at 23:41Comments(0)郷土料理・おいしいもの

2015年03月08日

消防車新車と唐芋アメと炊き出し訓練その2

昨年の12月にその1をアップしてから随分と時間が経ってしまいましたが、どちらかというとその2の方がメインイベントだったので(消防団の方すみません)、今更ですが、掲載しておきます。その1はこちら

そもそも唐芋アメをこの地域(湧水町上場地区)の特産物にしよう!というSさんの声かけで始まりました。
以前は唐芋アメを各家で作っていたそうです。砂糖は貴重品だったので、唐芋アメは貴重な甘みであり、子ども達のおやつだったそうです。
(※唐芋とはさつま芋のことです。鹿児島以外の日本ではさつま芋と呼ぶところが多いと思いますが、鹿児島では中国(唐)から入ってきたので唐芋と呼ばれています)

さつま芋を蒸して、すりつぶす。
お湯と麦芽を加えて置いておく(麦芽の働きで芋の澱粉が糖化する)
ここまでは前日に準備

糖化したさつま芋を布でこす。カス(繊維)をとりのぞく。

濾過した液体を煮詰める。(煮詰め始め)


だんだん煮詰まってきましたが、まだまだです。

さらに煮詰まってきました。(ここまで2時間位かかってます)
唐芋アメ作り名人が様子をチェックしています。かなりトロッとしてきましたが、泡が細かいのでまだまだ。大きな泡がぶくぶくと出てきたらできあがり!なのだそうです。

できあがりました!唐芋と麦芽で作った唐芋アメです!黒糖のようにコクがありとっても甘かったです。

今はベテランおばちゃん達は「子どもの頃には、この唐芋アメを長く延ばして物干し竿にかけて、ぐるぐる回して練ったんだよ~」と楽しそうに話してくれました。
子ども達の遊び&お手伝い&おやつ。作るのは2日かかりでとても大変ですが、そういう子ども時代の思い出ってとっても素敵ですね。今はお金で何でも買える時代ですが、物や食べ物が豊富になかったからこその貴重な体験ですね。これからも引き継いでいきたいものです。

唐芋アメと同時進行で、炊き出し訓練というのも行われました。昔は冠婚葬祭は地域の公民館で行われて、地域住民が集まって、大量にご飯を作るということが頻繁におこなわれていたそうです。今は全くなくなってしまったので、自然災害などが起こった時に、自分達で炊き出し等ができるように・・・ということで、炊き出し訓練です。  

 おにぎりとガネ(鹿児島の甘い味付けのかき揚げ。ガネとは鹿児島弁でカニの意味で、形がカニに似ているから)、しし鍋(イノシシ肉の具たくさんみそ汁)を作って、お昼にみんなでいただきましたにっこり  

手作りおもちゃコーナーもありました。竹馬、木で作った車も集落に住む名人作。小さい子ども達が喜んでました。

「地域の行事だから出席しないとね~」位のつもりでしたが、子どもからお年寄りまでみんなで集まって、交流しながらの唐芋アメ作りと炊き出し訓練はとっても楽しかったです。地域のベテランおばあちゃん達が手際もよくて、大活躍でした。そしてみんな楽しそうでした。
子どもの数が少なくて、過疎地域といえるかもしれない上場地区ですが、まだまだ地元には活力があふれているなあと思いました。そんな活力をどんどいかして、みんながイキイキと楽しく暮らせる田舎っていいですよね。おばあちゃん達の知恵や経験もいっぱい受け継いでいきたいな~と思いました。

  


2014年12月12日

消防車新車と唐芋アメと炊き出し訓練その1

我らが上場分団に、二十数年ぶりに消防車の新車が来ました。

神社で車のお祓いをしている人を、見かけたことはありますが、自分ではそんなことしたことありません。(大体、新車なんてはるか昔に軽自動車を一度買ったきりだし)上場分団新車のお祓いは、宮司さんが詰め所まで来て、祭壇を組んでやってくれました。一番右端で神妙にしているのが月です。当日、いきなり司会進行を押し付けられたのでちょっと横に離れております。
町長も言われてたのですが、消防車はできるだけ活躍しない方がいいですね。あくまでもイザという時の備えとして、準備だけはしっかりしておきたいです。
この日は唐芋アメ作りと炊き出し訓練も行われたので、その2は後日、雲がupいたします。

その2はこちら


  


2014年07月20日

鹿児島の郷土料理(田植え団子)

今年の6月から鹿児島の郷土料理講習に通っています。
主催は霧島食育研究会で、グリーンツーリズムの活動も活発にされています。

雲は関西、月は福岡出身(同じ九州でも北と南ではかなり違うみたいです!)なので、鹿児島の郷土料理にはあんまりなじみがないのですが、
鹿児島でも地域によって違っていたり、おばあちゃん世代は食べたけど若い人は食べたことがないというものも多いようです。
ですが伝統料理はその土地でとれたものをうまくいかして作られていたり、伝統行事の時に食べられるものであったりするので、ずっと引き継いでいきたいものです。

手前から「ひら」「けせん団子とかからん団子」

「ひら」というのは野菜などの煮ものです。平たいお皿に盛りつけするからこんな名前がついたそうです。大人数で集まる時などは必ずといっていいほど出されます。そして野菜など一つ一つの切り方が大きいのです。雲ははじめ「おでん」かと思っていました。
今回はそんなに切り方は大きくなかったですが、豪華バージョンで干しサバが入っています。干しサバからだしが出るのでだしは入っていません。

けせん団子とかからん団子は実は中身は同じ!包む葉っぱが違うだけなのでした!けせん団子はけせんの葉(うちの庭にもあったのですが、日当たりが悪いので泣く泣く伐採→記事こちら)。けせんはシナモンです。
かからんは正式には「サンキライ」又は「サルトリイバラ」の木で、とげがあるので「さわるな」を鹿児島弁で「かからん」と言われたのが語源とか。
別の所で、葉の薬効成分が「(性病に)かからない」というのが語源というのも聞いたことがあります。

田植え団子(竹の葉で包んで蒸します。包んでいるところの写真忘れましたげんなり
今回教えてもらったのはサツマイモがまざった餅の中にあんこが入っているものでしたが、田植えの時に家にある粉で作ったのだそうです。なので家庭ごとに色々な物があるのだそう。
うちのご近所ではお餅にあんこをかけたものを田植えの後に食べる風習があります。「ぬくい餅」って呼ばれています。「ぬくい」って何でしょうね?温かいって意味・・・・ではないだろうなあ。

田植えつながりで・・・・
田植えが終わった後のお疲れ様~の飲ン方のことを「さのぼり」と言うそうです。
さ=田の神さあ(田んぼの神様)のことで、田植えが終わって田の神様が戻っていくという意味だそうです。
ちなみに田植えの期間は神様が田んぼにおりて来ているので「さおり」と言うんだとか。地元の方から教えてもらいました。

今年の田植えは園山農園さんと上嶋農園さんと共同でやったので、もちろん「さのぼり」も行いましたよ(単に飲みたいだけ?)
なんだかちょっと地元の農家さんになったような気がしてうれしいです。
来年は田植え団子と「ひら」も作るぞ~。

  


2014年06月15日

今が旬!ズッキーニ

今が旬のズッキーニ。
見た目はきゅうりみたいですが、かぼちゃの仲間です。
なのでカロチンなど栄養豊富ですが、かぼちゃよりカロリーが低くてヘルシーです。
時々「どうやって食べるの~?」と聞かれることもありますが、栽培している人も増えてきて、認知度も上がってきています。

わが家でも煮たり焼いたり揚げたり、すりおろしたり、生で・・・ほぼ毎日食卓にあがっています。
ごはんブログ(雲と月の野良ごはん)に掲載しているズッキーニレシピも増えてきたので、まとめてみました。
ほぼ卵、お肉、魚、乳製品、白砂糖なしのレシピです。

ズッキーニの焼きびたし  ←←シンプルでおすすめ!
野菜たっぷりライスバーガー
ズッキーニパン
麻婆ズッキーニ
ズッキーニの肉(もどき)みそ焼き
ズッキーニの米粉おやき
お肉なしのロールキャベツ
ズッキーニパンケーキ
ズッキーニとりんごとさつまいものサラダ
ズッキーニでチンジャオロース
ズッキーニのぬかづけ
ズッキーニのパウンドケーキ
ズッキーニの香草パン粉焼き
ズッキーニの天ぷら  ←←出来たてはうまい!やけど注意!
ズッキーニのケークサレ
ズッキーニジェノベーゼ
ズッキーニの洋風つけもの  ←←ビニール袋で一晩。簡単!

結構がんばって作りましたねにっこり(無理やりっぽいものもありますがげんなり
ここには載ってませんが、みそ汁やスープに入れるのも簡単でおいしいです。ほぼ毎日登場するので当たり前すぎて写真をとってませんでした。  


2014年06月14日

鹿児島の郷土料理(鹿児島の旬の魚)

6月から鹿児島郷土料理を学んでいます。。(主催は霧島食育研究会さん)
第一回目は「鹿児島の魚」がテーマでした。
料理教室といえばやさい村さんや正食協会主催のマクロビオティック料理教室しかまともに受けたことがない雲にとっては、驚きの連続でした。

普段ほぼ玄米菜食なので、魚の臭いが生臭く感じてしまい、しかも魚をさばいたりしないといけなくて、いきなり凹みました。全部で36回もあるのに続けられるかしら・・・と不安。
久しぶりに野菜の皮をむきました。(ここ5年位全く皮むいていないので、皮向きが超ヘタでした。ガーン
皮やへたなどをたくさん切るので生ゴミが多くて驚きました!(主催者の千葉さんは生ゴミを持ちかえって、堆肥化されるのだそうです)
会場がガスではなくてIH。(新しい所はIHの所が多いんですよね~)
などなど、普段と(マクロビの料理教室とも)随分と勝手が違うのでかなり戸惑いました。

なんだか主婦1年目位の料理全然できませーんって感じで、ちょっと恥ずかしかったです。(見た目はどうみてもおばちゃんなので・・・)
しかも魚なんてほどんどさばいたことありませんうわー
いやー大変な料理教室でした。

マクロビオティックって皮もむかず、アクもとらず、水もさらさないので、なんて楽だったんでしょう~と今更ながら実感。
蒸し煮などしないので、短時間で何品もどんどんできあがりました。

鹿児島ならではの食材や気候にあった食べ方や、料理のいわれなどとても勉強になります。メニューの名前が鹿児島弁のものも多く親しみやすいです。ぜひマスターしてマクロビオティックな鹿児島の郷土料理にアレンジしてみたいと思います。

本日のメニュー
刺身(きびなご、たかえび、あじ)、
きらっのすい(おからのみそ汁)
魚の煮つけ(イサキ)
たかえび唐あげ
桜餅

こちらが雲が作った刺身。
アジはかなり身がボロボロですが・・・盛り付けでごまかしてます。
きびなごは包丁を使わず手だけで処理できました。簡単なので、きびなごは今後作ることがあるかも・・・。(九州でしか食べないので、関西人にとっては珍しいお魚です)  


Posted by くもつき at 16:50Comments(0)郷土料理・おいしいもの

2014年03月24日

つくしが出てきました!


「づ~くぼんじょ づくぼんじょ  ずっきんかぶって 出てこらさ~♪」

まだまだ朝晩は冷えますが、日中は温かくてすっかり春らしくなってきました。
ふと、家や畑の周りを見てみると、つくしがたくさん顔を出していました。   

長女がいち早くつくしを見つけて、たくさんとってきてくれました。第一弾は玉子とじにしました。
休みの日に子ども達と一緒にとりました。
雲も子どもの頃には母親と妹と一緒に近所の空き地でつくしをとったものでした。
実家の辺りは今や空き地なんてないですがね~。ここ湧水町ではまだまだ自然がたくさん残っていて、子育てにはほんといい所です。
といっても、つくしに限らず色んな野草もたくさんありすぎて、ご近所さんは食べないのだそうです。食べたことないという方も多いです。
つくしを採っていたら、「どうすんの?」と何度も声かけられました。こんなにたくさんの恵みがあるのにもったいない!と思いますが、当たり前にあるとあんまり有り難くもないのかもしれませんね~。夏は草ぼうぼうで手入れが大変っていうのもあるし。都会育ちの雲にとってはお宝ばかりですにっこり

まだまだたくさんあってとても全部はとりきれませんが、こーんなにたくさんとれました。たくさんあるので佃煮にしようかと思います。はかまを取り除くのが、結構時間かかるんですよね~。でも貴重な春の味覚です。
ふきのとう、ふき、よもぎ、わらび、たけのこ、タラの芽、こごみ・・・等など春はウキウキ、そわそわです。  


Posted by くもつき at 16:43Comments(0)郷土料理・おいしいもの

2013年09月20日

栗拾い

秋といえば・・・栗。
というか、栗を見ると「あ~秋だなあ」と感じます。
我が町は合併する前は「栗野」という名前でした。さぞかし栗の木がたくさんあるんだろうね~と期待してしまいますにっこり
しかい山はいっぱいありますが、どの辺にいけば、山栗があるのか・・・・?まだわかりません。普段車で移動していたら分からないですね・・・。天気のいいときに歩いてみないと・・・。
知り合いのおじちゃんの家の庭にて。栗がたくさん落ちているから拾いにおいで~と声をかけてもらい、留守でも勝手に拾っていいからねーと言ってくれていたので、厚かましくも、拾いに行かせてもらいました。写真では分かりにくいですが、結構大ぶりです。

こちらは道端に落ちていた栗。小さいのばかりでした。

比べてみるとこんなにも違います。大きいのは渋皮煮にすることにしました。


後日・・・そのおじちゃんに会ったので、「栗を拾わせてもらいましたよ~」と報告。でも話をしているとなんだか辻褄が合わない。

雲「山も畑もきれいに手入れしてますよね・・・・今何植えてるんですか?」
おじちゃん「え?そう?なんも植えてないけどね・・・?耕せば畑になるけどね・・・」
雲「え?きれいに畝作ってあったけどなあ・・・・。入口に犬いますよね?」
おじちゃん「うん犬はいるけど。今は家の奥に移動させたんだよね」
雲「・・・・??」
おじちゃん「入口に木の門があったでしょ?」
雲「えーあったかなあ?植え木がいっぱいありました」
おじちゃん「うん植え木はいっぱいあるある。入って右手に鶏がいたでしょー」
雲「えー鶏はいる気配がなかったんですよねー。家の裏になんか馬か牛のような小屋があったけど・・・」
おじちゃん「・・・・・?」
雲「・・・・・?」

よくよく道を聞いてみると、一筋間違っていましたー。それ以外は全く話に聞いていた状況と同じなんですよね。(高速道路の高架手前の細い道を右折して50m位とか)
いやーやばいやばい。一体誰の家だったんでしょうね。
留守だったけど、思いっきりあやしいですよね。
どなたか知りませんが、勝手に敷地に入って栗を拾っちゃってすみませんでした。この場を借りてお詫びします!

  


2013年09月15日

害獣を食べる

我が家では普段はあんまり肉魚を食べません。別に菜食主義と言うわけではありませんが、自給できない、まるごと全体を食べられないという理由からです。なので、ハレの日や飲み会、いただきものなどの時は喜んでいただきます。

何度か、イノシシ肉をいただきました。イノシシ肉は固いので、塩麹漬にしておきました。そのまま焼いて食べましたが、獣くささがまったくなく、やわらかくてとてもおいしかったです。
鍋などでやわらかく煮て食べてもおいしい様ですが、かなり濃い味付けにしないと獣っぽいにおい&味が気になってしまいます。


こんなかんじで無理やり家の中で炭火焼きに。中のアルミホイルはじゃがいもが入ってます。
あーはやく囲炉裏が欲しい・・・(その前に大掃除、大片づけしないことには・・・)

この周辺では田んぼや畑がたくさんありますが、猿、シカ、イノシシ、アナグマ、タヌキなどがやってくるようです。モモンガも時々飛んでいるらしいです。長女の通う学校近くでも猿は出てくるらしいです。
雲も、冬の田んぼに猿の群れが20匹くらいおりてきているのを見たことがあります。車に乗ってて通りかかっただけですが、びっくりしました。
シカ、アナグマ、タヌキは時々見ますが、イノシシはまだ出会ってません。道を歩いている時やのら仕事の時に、急に鹿とかイノシシや猿に出会ったら、どうするんでしょうねえ。この辺はクマは出てこないようですが・・・。(生息地域には入っていなかったですが、噴火や自然破壊で移動してくる可能性もあり?)

こんな環境なので、狩猟の免許を持っている人が結構います。今まで知り合いで狩猟の免許を持っている人なんて一人もいませんでしたが、長女の小学校のPTAでも2人も持ってる人がいました。(6家族に1人の割合!)

それから霧島の新燃岳の噴火以降、鹿などが湧水町側に逃げて来て、鹿が増えたと地元の方が話してました。噴火の影響がそんなところにも出ているんですねー。
そして里に下りてきたら、それらの動物達は人間の作った作物を荒らす・・・ということで人間からは害獣と呼ばれてしまい、駆除される運命に。彼らの棲みか(森)を荒らしたのは人間なのに・・・。
でもただ殺すだけではなく、積極的に食べましょう・・・という人(グループ?)たちもいます。
お隣のえびの市(宮崎県)では害獣としてとらえたシカの皮を使って工芸品を作っているそうです。

自然との共存って難しいですね・・・・。でも害獣として命を奪った動物たちは、もちろん肉も頂いて、皮なども利用させてもらって、そしてまた自他ともにお役に立てさせてもらう・・・・ことぐらいしか今は思いつきません。