農家民宿 雲をたがやし月に種まきの詳細はこちら
雲月農園の出店予定はこちら
インスタグラムはじめました。 フェイスブック

2016年09月07日

保存食作りその①柿の葉茶

台風12号接近のために、出店予定していたイベントがキャンセルになり、加工品作りも野菜の収穫もその他もろもろの準備もしなくてよくなり、ぽっかりと予定が空きました。
それで前々から「そろそろやらなきゃ~」「やりたいけど時間がない」と気になっていたことを一気にやりました。

まずは柿の葉茶作り。
保存食作りその①柿の葉茶
畑にある柿の木、今年は甘柿は結構実がついていました。渋柿は裏年のようでした。

1、柿の葉を採る。
夏の太陽の光をたくさん浴びた葉っぱを採るのがよいそうです。夏至の1週間前後が一番よいとか・・・。(でもこのころは梅雨で、乾燥が難しいので、やはり梅雨明けがよいと思います。)
結構虫食いが多かったので、梅雨があけたらすぐ7月半ば~8月初め頃に採るのがよかったかな~と思います。
葉っぱは甘柿、渋柿どちらでもOK。渋柿の方が葉が大きいので、作業は楽かもしれません。
  ↓↓
葉っぱをきれいに洗う。(これが結構面倒でした)
  ↓↓
2、2日位陰干し
紫外線でビタミンCが壊れるので天日干しはNG
  ↓↓
保存食作りその①柿の葉茶
細かく切る。(包丁でザクザク。)
はさみでも良さそうですが、切り口が縮むので包丁がおすすめ。
  ↓↓
3、1.5~2分蒸す。
しっかりと蒸気があがってからさっと蒸すのがポイント。
温度が低すぎたり、水滴がいっぱい付くと、栄養素流出の原因になる。
  ↓↓
保存食作りその①柿の葉茶
4、カラカラになるまで陰干しする。
  ↓↓
5、密閉して保存。乾燥剤を入れるとなおよし。

6.飲む時は熱湯を注いで5~10分程置いてから。
柿の葉茶は弱酸性なので金属性の器はNG。


柿の葉茶はビタミン、ミネラルが豊富で、特に熱に強いプロビタミンCが多く含まれているそうです。三年番茶と同じですね。
(※普通のビタミンCは熱に弱いですが、プロビタミンCは体の中に入ってからビタミンCに代わるので、熱をかけても壊れなのが特徴です。)
カフェインは含まれてないので、たくさん飲んでも大丈夫です。

ビタミンCの効果も調べてみるとすごいです。がんリスク低減、抗酸化作用、鉄吸収UP、コラーゲン合成促進などなど、色々あり。
お茶で摂取できるといいですね。


ネットで作り方を調べてみると、蒸さないでそのまま乾燥させるだけのと、蒸してから乾燥させるのと載っていました。蒸すのは面倒なので蒸さなくてもいいなら蒸したくないな~と思ってさらに詳しく調べると・・・・
普通の野草茶は採って陰干しするだけでよいですが、柿の葉の場合はそのまま乾燥するだけだと、ビタミンCが分解されてどんどん失われてしまうのだそうです。蒸すことで柿の葉に含まれるビタミンC分解酵素を不活性化させるんですね。なるほど~。納得。
やはり手間を惜しんだらだめですね・・・by雲





同じカテゴリー(手作り&保存食)の記事画像
黒米の甘酒
落花生を食べ尽くす
手作りを愉しむ会ご報告
黒米の甘酒
完熟トマトケチャップができました
加工用トマト シシリアンルージュがすごい
同じカテゴリー(手作り&保存食)の記事
 黒米の甘酒 (2023-10-20 12:00)
 落花生を食べ尽くす (2023-10-19 18:00)
 手作りを愉しむ会ご報告 (2023-10-14 00:23)
 黒米の甘酒 (2022-09-27 08:09)
 完熟トマトケチャップができました (2022-09-12 20:00)
 加工用トマト シシリアンルージュがすごい (2022-09-11 20:00)

Posted by くもつき at 22:16│Comments(0)手作り&保存食
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
保存食作りその①柿の葉茶
    コメント(0)