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2012年05月13日

マクロビオティックインストラクター5月

マクロビオティックインストラクター講座2回目です。
今回のテーマはアレルギー指導のABCと陰陽を活用した健康法でした。

アレルギー体質の人に共通するのは胃弱傾向にあるということです。胃の働きはたんぱく質の分解ですが、胃が弱いとたんぱく質が分解できず、大きな塊のまま腸に流れ込むので、腸の免疫細胞が、大きな塊を食べ物と認識できず、異物と判断してしまい、排除(攻撃)しようとします。今の医療では、体内に入れないようにする除去食が中心となっていますが、根本原因は胃弱なので、胃弱を改善する必要があります。胃弱の原因は分解しにくいたんぱく質(動物性たんぱく質。特に牛乳、卵白、生のもの。)と白砂糖の取り過ぎです。甘いものを食べると胃が拡張して収縮できなくなり胃の働きが悪くなるのと、かゆみを引き起こすヒスタミンの分泌が増加します。その他化学物質なども影響しています。
要約するとこんなところです。

私たちはたんぱく質を摂取しないと大きくなれない、と思い込んでいるところがあります。でも動物の食性を見ると、草食動物は草しか食べませんが、牛、馬、ゾウ、など肉食動物より大きいものが多いです。体を大きくしなければ・・・と言って、肉や魚などをあげたら、だぶん病気になってしまうでしょう。人間の主食は穀物です(日本人は米)。穀物の中にもたんぱく質は含まれているし、食性を大きくはずれなければ問題はないはずです。
雲も、マクロビオティックを実践しながら、肉魚の代わりに大豆製品(大豆、豆腐、豆乳など)を摂取しなければと思い込んでいる所がありました。でもよく考えると、豆腐はおからが取り除かれているし、一物全体という考え方から外れています。それに大豆製品は陰性なので冷えるのです。夏場は多少はよいですが、冬場は食べ方を考えないといけません。毎日食べないと・・・というような食品ではないのです。
肉魚や卵牛乳などの動物性食品をやめるのは簡単なのですが、実は砂糖(果物も)はなかなかやめにくいのです。今までは肉魚を食べていたからまだバランスがとれていたものの、甘いものや果物はやめられなくて、陰性に偏り過ぎて冷えてしまってかえって調子が悪くなる人というのがマクロビを実践している人でも多いのだそうです。特にカレーライスなどは本来暑い国の食べ物なので、身体を冷やす働きがあります。マクロビカレーとか言って、肉の代わりに大豆を入れたりしますが、
かなり陰性に傾いた食べ物になってしまっています。夏場に食べるならよいですが、冬はNGですね。
理屈を本当に分かっていなくて、中途半端に実践すると、危険ですね。と痛感しました。


今回のお昼ごはん
マクロビオティックインストラクター5月マクロビオティックインストラクター5月メニュー
二食豆ごはん(グリーンピースと黒豆)
たかきびと高野豆腐のハンバーグ
ひじきと絹さやの白和え
甘夏のサラダ
切干大根サラダ
ごぼうときびの和え物
人参ゼリー

豪華メニューです。
副菜がとても充実しています。
一品に色々なお野菜が使われているので、彩りもとてもきれいです。
雑穀や乾物などもうまく使われています。

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マクロビオティックインストラクター5月
おやつはナッツマフィン+豆腐クリーム



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