2016年03月24日
才田春光さんピールアート講座
先日、才田春光さんが金沢から鹿児島の湧水町に来て下さいました。
そして地元の上場小学校で環境講座をしてくださることになりました。
上場小学校は全校児童12名の小さな学校なので、せっかくの機会だからたくさんの方に聴いてもらいたいということで、小学校主催の公開講座という形で、保護者、地域の方なども参加OKの形となり私も保護者ということで参加してきました。
まずは才田春光さんの作品。左上から時計回りで、みかん、アボカド、玉子&みかん、玉ねぎ。
どうやって中身を出したのか・・・びっくりの作品ばかりです。
こちらが私達生徒の作品。
上の2枚はカッターを使って作りました。丸くするとリースになります。下の2枚は小学生の作品で、はさみ、クッキー型ぬき等を使って作りました。
これは参加者一人一人が作ったものを合わせて出来上がった作品。みかんの皮と白い筋がつながっていて、脳細胞のシナプスのようでもあり、人と人とのつながりのようでもあります。
ピールアートは果物の皮(ピール)を使ったアートです。
才田春光さんのピールアート作品は、自然の物、ゴミになったかもしれない物を使い、アートにしています。果物の皮を乾燥させて作った器や本来ならば捨てられてしまうしつけ糸を模様として巻きつけるのに使うなど・・・。
自然の物で作られているのでそれらの作品が壊れた時には、土に還すことができます。ゴミに出したとしても、水分を乾燥させてあるのでゴミの量を十分の一まで減らせることになります(果物の皮の9割は水分でできている)。
「さあゴミを減らしましょう~」と言うのではなく、楽しんでその結果ゴミが減っている!ということでがんばらなくても続けられ、環境にもやさしいですね。春光さんはピールアートを子どもの時のママゴトの延長とおっしゃっていました。
また果物の皮は、もともと雨や風から果実を守ってきた物なので、防水加工をしなくても水をはじいてくれるそうです。皮ってすごいですね。これらの果物を乾燥させて作った物は、一見乾いて香りは消えたように見えますが、皮を爪でこすってみると、また果物のいい香りが出てきます。
「年をとって見た目は衰えたように見えても、本来持っているものはすばらしい」「皮が喜んで挨拶をしてくれている」等いろいろ解釈ができそうです。
こーんな感じでした。小学生より大人の方が多かったです。


小学生たちも夢中になって作ってます。材料費がタダ(ゴミになるものを使うという意味で)なので、家でも気楽にやらせることができそうです。
(番外編)授業の前に、みかんの皮以外の材料を調達する才田春光さん。
春光さん「つげの木ってこの辺りにないかしら?」
私「さあ~見たことないです」
という会話の直後、うちの玄関の目の前に「つげの木」発見!
毎日見ていたのに、これがつげの木とは知りませんでした。
灯台もと暗し?宝のもちくされ?猫に小判?とはこのことですね
つげの葉っぱや色々な葉っぱをリースなどに一緒に使うとまた違った感じになるそうです。
そして地元の上場小学校で環境講座をしてくださることになりました。
上場小学校は全校児童12名の小さな学校なので、せっかくの機会だからたくさんの方に聴いてもらいたいということで、小学校主催の公開講座という形で、保護者、地域の方なども参加OKの形となり私も保護者ということで参加してきました。

どうやって中身を出したのか・・・びっくりの作品ばかりです。

上の2枚はカッターを使って作りました。丸くするとリースになります。下の2枚は小学生の作品で、はさみ、クッキー型ぬき等を使って作りました。

ピールアートは果物の皮(ピール)を使ったアートです。
才田春光さんのピールアート作品は、自然の物、ゴミになったかもしれない物を使い、アートにしています。果物の皮を乾燥させて作った器や本来ならば捨てられてしまうしつけ糸を模様として巻きつけるのに使うなど・・・。
自然の物で作られているのでそれらの作品が壊れた時には、土に還すことができます。ゴミに出したとしても、水分を乾燥させてあるのでゴミの量を十分の一まで減らせることになります(果物の皮の9割は水分でできている)。
「さあゴミを減らしましょう~」と言うのではなく、楽しんでその結果ゴミが減っている!ということでがんばらなくても続けられ、環境にもやさしいですね。春光さんはピールアートを子どもの時のママゴトの延長とおっしゃっていました。
また果物の皮は、もともと雨や風から果実を守ってきた物なので、防水加工をしなくても水をはじいてくれるそうです。皮ってすごいですね。これらの果物を乾燥させて作った物は、一見乾いて香りは消えたように見えますが、皮を爪でこすってみると、また果物のいい香りが出てきます。
「年をとって見た目は衰えたように見えても、本来持っているものはすばらしい」「皮が喜んで挨拶をしてくれている」等いろいろ解釈ができそうです。





春光さん「つげの木ってこの辺りにないかしら?」
私「さあ~見たことないです」
という会話の直後、うちの玄関の目の前に「つげの木」発見!
毎日見ていたのに、これがつげの木とは知りませんでした。
灯台もと暗し?宝のもちくされ?猫に小判?とはこのことですね

つげの葉っぱや色々な葉っぱをリースなどに一緒に使うとまた違った感じになるそうです。