スギナってすごい!
畑のやっかいもの「スギナ」ですが、実はビタミン、ミネラルがたくさん含まれています。リン、カルシウム、マグネシウムなど・・・。カルシウム含有量はほうれん草の100~150倍!利尿作用もあるのでむくみなどにも効果があります。ケイ酸も豊富で、血中の酵素を活性化させて内臓を元気にする働きもあるそうです。このケイ酸ががん、糖尿病、腎臓炎、結石、肝臓病、リウマチ、神経痛などの難病を治す力になっているそうです。東城百合子さんの『自然療法』にスギナ療法に詳しく書かれてありますので、詳しく知りたい方はそちらを参照してください。
飲用、外用どちらにもすごい薬効を発揮するスギナ。しかもタダでたっくさん手に入ります。使わない手はないですね。
スギナはつくしの親と言われていますが、厳密には兄弟姉妹関係だそうです。つくしは胞子系、その後に生えるスギナは栄養系としての働きになるそうです。つくしももちろん栄養豊富なのですが、つくしは期間が短いので、気がつくとすぐにスギナになっています。スギナは長い期間採取できるので、梅雨前や梅雨明けにたくさん採っておきたいです。除草剤が撒かれているところのは採らない様に注意してくださいね。
すぎな焼酎
採ったスギナを洗って、半日くらい乾燥させて焼酎に漬けておく。
切り傷、かゆみ、ただれ、ふきでもの、アトピーなどに。
※ビワの葉焼酎漬けとか色々ありますが、皮膚トラブルのある時だけ使う方がいいようです。アルコールは長期間使用すると肌の皮脂や水分を奪ってかえってシミ、しわのトラブルになるそうです。
ビワの葉焼酎同様、飲んでもOK。
すぎな塩
天然塩を空炒りし、すりこぎでする。
乾燥させたスギナも入れてすりこぎで細かくする。(ミルサーがあれば簡単かも)
そのまま料理にふりかけていただきます。
抹茶塩みたいで、緑がきれいです。特に味もしないし、料理の味を邪魔しないので、ちょこちょこ利用したいです。
写真はないですが、乾燥したものを煎じてお茶にしてもいけます。
ただ味があんまりしないので、3年番茶、柿の葉、ビワの葉、どくだみ、など色々ブレンドした方がおいしいです。
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