ブラジルからJICA研修生

くもつき

2017年12月07日 00:06

初のブラジルからのお客様、Mさんです。
JICAの日系研修で約1ヵ月間のプログラムの一つとして、当民宿にお越しいただきました。
Mさんはブラジルでグリーンツーリズムを導入したいという思いがあり、とても熱心にメモをとったり、質問したりして、積極的に色々な作業(体験)に臨んでくれたので、こちらもとてもやりがいがありました。
また、ゴミの分別、リサイクル、環境問題に強い関心があり、母国のゴミ問題をなんとかしたいという熱い思いをお持ちで、わが家の皮料理や生ごみコンポスト、エコトイレなど、とても興味をもってくださいました。


そば打ち体験。そばはブラジルでも食べたことはあるそうですが、作るのは初めてということで、とても喜んでくれました。本格的な道具がなくてもあるもので、できないか色々考えていらっしゃいました。Mさんの地元では日本文化祭りのようなものがあるそうなので、そば打ちもぜひ取り入れたいとのことでした。


小松菜の間引き。


2日目の朝、雲がちょうど小学校での読み聞かせ担当だったので、急きょ、Mさんにお話してもらうことになりました。
日本語も会話は問題ない位上手だったので、全部日本語で。低学年には難しいお話だったかったかもしれませんが、何か感じてくれればよいと思います。
Mさんはブラジルではくもんの先生をされているそうで、(ブラジルにも公文があるんですね!!)子ども達と接するのはとても慣れているかんじでした。


天気がよかったので、2日目のお昼は外で。じつはこのはがま、矯正展で購入したばかりで、試してみたかったということもあるのですが、いきなり、お客様がいるところでのデビューとなり、うまく炊けるか実はハラハラしていましたが、ばっちり美味しく炊けました!!


この時はまだ新米ではなかったのですが、甘みが多くて、めちゃくちゃおいしいご飯が炊けました!!ペール缶が、お釜置きにちょうどの大きさでした!!
ふたを取る瞬間のいい場面なのに、背景が軽トラと布団って・・・・。すみません。インスタ映えしないですね・・・・。


Mさんもはがまは初体験ということで、とても喜んでくださいました。


はがまで焼いたぎんなん。新鮮なので緑!!おいしくて食べ過ぎます。
ブラジルにはぎんなんはないそうです。


焼き芋も。トロトロに焼けました。

今回はMさんが日本語が上手だったので、詳しいブラジルのお話なども聞けて、深い話ができてとても楽しかったです。
ちなみに、長女と次女の小学校での今年の音楽発表会の合奏曲が「ブラジル」だったので、小1次女はその曲のイメージが強かったみたいです。小6長女は「移民」についてはなんとなく知っていて、日系人のことやブラジルの文化のことにも興味を持って、大人の話にも耳ダンボ状態でした。4歳児長男は、いつも通り「遊んで~」オーラ全開でした。

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