柳行李(やなぎごうり)

くもつき

2017年01月27日 21:13

昨年、協力隊OV仲間のTさんから、柳行李(やなぎごうり)をいただきました。
行李というのは柳、竹、藤などを編んでつくった蓋付きの箱のことで、昔は衣類収納や旅行の荷物入れ等に使われていたそうです。


Tさんのご実家で実際使われていたもののようですが、まだまだきれいで大切に使われていたことがうかがえます。
「今はもう使ってないから」と快く譲っていただきました。

年季の入ったものですが、形はシンプルで、丁寧に編まれた網目は美しく、部屋に置いていると心地よいです。職人さんの技ってすばらしいし貴重ですね。
プラスチックの収納ケースは便利で使い勝手もよいですが、こういう昔の暮らしの道具は使えば使うほど、味わい深くなり、愛着もわいてきます。
自分の持ち物が柳行李ひとつだけなんて憧れます(絶対無理ですが)。衣類などは本当に気にいったものをここに入るだけもつことができたらなんてかっこいいんでしょうね・・・・。
Tさんありがとうございました。大切に使わせていただきますね。by雲

何を入れるか迷います。この道具にふさわしいものを入れたいです。
とりあえず宿泊のお客様用のねこ袢纏とタオルを入れてみました。



関連記事