一物全体!まるごと命を頂きます

くもつき

2012年05月30日 22:20

マクロビオティックの基本概念に「一物全体」というのがあります。
食材をまるごと食べましょうという意味です。野菜であれば皮をむかずに、アクとらずに、根っこの部分も食べます。穀物も外の皮がついているもの、お米なら玄米で。玄米は水につけておけば発芽するので、命があるともいえます。
命のあるものの命(生命エネルギー)も丸ごといただくいうことです。

とはいっても、自分で野菜を作っていると、同じ時期に同じ野菜ばっかりできます。白ネギが大量にあると、ネギの根っこもきれいに洗って毎回いただいたり、大根葉をきれいに選別して洗って全部いただく・・・・・というのも、正直、面倒です。
買った野菜はある程度きれいですが、畑から直行の野菜って食べられるまで手がかかります(とっても贅沢でありがたいことなんですけれども)。葉物はちょっと洗うのを手抜きすると、味噌汁に虫が入っていたりします。しかもなぜか、長女か月(夫)のところに入っています。全然気にしない私や次女の所にはあんまり入っていません(実は気がつかないだけだったりして・・・)。

それから間引き野菜や芽かきをしたトマトやきゅうりなどの茎も料理して食べています。
「これから成長しよう!」という部分なので、すっごいエネルギーがあるような気がします。
間引き菜はやわらかいので、みそ汁の具やさっと火を通して食べるとおいしいです。
これらは市販されることはあまりないので、農家(自分で野菜を作っている人)だけが味わえる贅沢品です。

最近の一品はこれ↓  かぼちゃの雌花です。


かぼちゃの子どもみたいなところはちょっと苦味があるので、天ぷらにするととても美味しいです。毎日天ぷらばかりも油の取り過ぎなので色々試してみました。


 左がぬか漬け、右が味噌漬け。
お味はまあまあ。苦味が気になりますが、1,2個くらいならおいしい(というか珍しい)という感じで食べられます。
たくさんは食べられません。


その他
オリーブオイルと塩味でオーブン焼き→苦味が気になりNG。
スライスして味噌汁→まあまあ。野菜のないときには具になるのでOK。ただし子どもには不評でした。
細切りして野菜炒めに→まあまあ。濃いめの味付けならOK。
花の部分は肉や野菜などを詰めて煮込んだり、グリルしたり・・・という料理がイタリアにはあるようです。




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